
市場の熱気、ピンク教会の静寂、昼のフォーに夜のローカル食堂。ダナンの街を歩き、食べ、夜風に酔う。グルメが主役の一日旅。
ベトナムでは必須のGrab、まさかの設定できず


2025年8月14日
午前3時半に起床。暗い部屋でPCを開き、旅先でもしっかり仕事モード。
5時40分、SIMを現地のSIMからiijmioに切り替えてGrab(配車アプリ)の登録設定を試みるが…ローミングONでもなぜか認証が通らない。
ベトナムではGrabが命綱なのに、いきなり通信の壁にぶつかるとは。旅の始まりから一筋縄ではいかない。
6時半に洗濯を頼んでから、ホテルの朝食ビュッフェへ。これがまた、連日おいしい。腹ごしらえ完了、いざ出発。


ハン市場ーベトナムの生活感が肌に伝わる。
ホテルでタクシーを手配してもらい(450円)、8時40分にハン市場へ。
ハン川沿いに位置する巨大市場は、朝から熱気むんむん。1階は野菜・果物・肉・シーフード・お菓子といった食材が所狭しと並び、ベトナムの生活感が肌に伝わる。2階にはアオザイや衣料品、お土産がずらり。






観光客向けの値段設定ではあるものの、オーダーメイドもできるので、時間があればじっくり楽しめそうだ。
ピンクの教会
8時50分、ハン市場のすぐ近くにあるピンクのダナン大聖堂へ。
1923年、フランス植民地時代に建てられたネオゴシック様式のカトリック教会で、その淡いピンク色の外観から「ピンク教会」と呼ばれている。
今日は残念ながら入場できなかったが、写真映えは抜群。鐘楼の上には鶏の風見鶏がついていて、「鶏の教会」としても親しまれている。


淡いピンク色の外観がフォトジェニックで
「ピンク教会」として親しまれている。


市場の喧騒とは対照的な、
凛とした空気が流れている。
ドラゴンブリッジと灼熱の川沿い




夜には炎と水を噴く演出もある
人気観光スポット。


ダナンの今と昔が一枚に同居しているような光景だった。
9時10分、ドラゴンブリッジを撮影。橋の袂まで行ってみたが、日陰ゼロで太陽光直撃。


ミーケビーチとホテルプールでひと息
9時25分、川沿いのカフェへ避難。扇風機の真正面という特等席を確保し、ようやく人心地つく。10時15分、タクシーでミーケビーチへ移動。
10時25分、ミーケビーチに到着。タクシー代は70ドン。白い砂浜を歩くが、とにかく暑い。10時55分にはホテルへ戻り、プールを案内してもらう。


ロゴの前は撮影スポットになっていて、
次々と人が記念撮影していた。




王道のリゾート風景にテンションも上がる。
11時半から12時45分までプールでゆったり。こうして何もしない時間を持つのも、旅の贅沢というものだ。




Thia Goダナンレストランで昼食
13時20分、徒歩でランチへ出発。
観光客に人気のレストラン。店内の2/3は観光客で埋まっていた。
サイゴンビールと、バイン・セオ、牛肉フォーを注文。
バイン・セオは薄い小麦粉の生地にエビ・豚・もやしを乗せ、ライスペーパーで包んで食べるベトナム風お好み焼き。日本のそれよりも軽く、ビールとの相性が抜群。


強い日差しの中、冷えた一杯が染みわたる。


甘辛いタレを絡めていただく。


ハーブを巻いてタレにつけて食べるのが現地流。


暑さで食欲が落ちるどころか、
むしろ箸が止まらない。
雑貨とマッサージで午後のまったりタイム
食後は奥さんが雑貨屋さん巡り。網カバン屋さんでは日本人経営らしく、日本語が飛び交っていたが、好みのビビッドカラーは見つからず。
ホテルへ戻って、明日のツアーのピックアップ時間をフロントで確認。ついでにマッサージ料金を聞いたところ、20分無料クーポンを発見。これは俺の分。奥さんは2時間10分コースを30%オフでお願いし、16時〜17時半まで極楽タイム。いや〜、気持ちよかった。


PHO VIET KIEUで夜ごはん
18時45分にホテルを出発し、19時に到着。店内は我々のみ。
女性オーナーと家族の写真がメニュー表紙にも、レジ後ろの壁にもどーんと貼られている。白人スタッフさんが日本語を理解していて話を聞くと、奥さんが日本人とのこと。異国でのちょっとした日本語の安心感、ありがたい。










20時すぎにホテルへ戻り、請求書の発行作業を済ませる。旅と仕事の切り替えが妙にスムーズになってきた。
スカイバーでカクテルの夜
20時15分からスカイバーへ。マティーニとジントニックを注文。




夜景が映える時間帯で、先客は10人ほど。BGMはまさかの80年代ヒット曲。能天気なメロディに夜風が重なって、なんとも言えない幸福感が漂う。
奥さんとカクテルを飲むのは……たぶん初めてだ(笑)
ほな、また明日!


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