場所~

北海道新ひだか温泉(新冠温泉)で過ごす至福の夜。ライトアップされた美しい木造建築、星空の下での露天風呂、そしてサウナで心身をととのえる。旅の疲れを癒し、特別な夜を過ごす温泉体験の記録。
よければ、一緒に旅気分を味わってみてください。
賑やかな夜、新冠温泉に到着
19時43分、新冠温泉に到着した。




JAF会員は割引があり、入浴料は450円。
受付を済ませて館内に入ると、夜の時間帯らしく多くの人が訪れていて、活気があった。
前回訪れたのは午前中の10時から12時頃で、その時は館内も浴場も驚くほど静かで、ゆったりとした時間が流れていたのを思い出した。








同じ温泉でも、時間帯が違うだけでこんなにも空気が変わるのか、と感じながら脱衣所へ向かう。
男湯と女湯は日替わり、今夜はドライサウナ
浴場は男女で日替わりになっていて、ミストサウナかドライサウナかはその日に当たったお風呂で決まる仕組みだ。


今回はドライサウナのある方だった。選べるわけではないが、どちらもそれぞれ魅力があって楽しい。


ノマドワーカーにとって安心のサイズ感。大きめのバックパックもしっかり収まるロッカー。
湯舟に体を沈めると、程よい熱さと木の香りが心地よく、旅の疲れが溶けていく。
湯舟に身を沈め、整いながら星を仰ぐ
サウナでたっぷり汗を流した後は、露天風呂のベッドに横たわり、夜空を見上げる。
北海道の澄んだ空気の中、星がひときわ輝いていて、その美しさにしばらく言葉を失った。
温泉で整いながら、星を眺める。これ以上の贅沢があるだろうか、と心から思った。
冷たい夜風が火照った肌に心地よく、自然の中に溶けていくような感覚に包まれる。


洗面所の端にはヒゲ剃り用のカミソリが1人1本用意されていて、細やかな気遣いを感じたが、気づいたのは風呂上がりだったのが少し悔しい(笑)。
展望テラス|星空を楽しむルーフトップ




新冠温泉の展望テラスは、自由に利用できるルーフトップスペースです。館内の階段を上がった先にあり、宿泊者だけでなく日帰り入浴の利用者も気軽に立ち寄れます。
天気の良い日は遠くの海まで見渡せ、夜は満天の星空が広がります。
望遠鏡も備え付けられており、手続きをすれば自由に借りることが可能です。仕事や休憩で時間がなければ、眺めるだけでも十分にリフレッシュできる、特別な場所です。
食堂は閉まっていたけれど、風呂上がりのご褒美
20時頃には食堂はすでに閉まっていたようで、夕食にはありつけなかったが、その代わりに風呂上がりの楽しみを探しに売店へ。
冷たい岩泉の飲むヨーグルト(250円)を一気に飲み干す。酸味と甘みが身体に染み渡るようで美味しい。さらに、記念に新冠温泉オリジナルのTシャツ(2500円)も購入した。


旅の思い出がまたひとつ増えた。
Wi-Fiの速度を測り、名残惜しく帰路へ


21時15分には、館内でWi-Fiの速度を計測。上り82Mbps、下り70Mbpsと十分な速さで、仕事にも困らなさそうだ。
心も身体も軽くなり、名残惜しさを感じながら、21時55分に新冠温泉を後にした。
短いけれど、濃密で幸せな2時間だった。
この日の旅の模様はこちら


施設ギャラリー|新冠温泉の魅力を写真で振り返る






新冠温泉の館内に並ぶレコードの数々。多彩なジャンルが棚を彩る。レコード棚には、懐かしい洋楽や日本の名盤がぎっしり。音楽好きにはたまらない空間。レコードの中には、夕景や動物、ジャズの名盤も。ジャケットを眺めるだけでも楽しい。






新冠温泉のレコードラック。スタン・ゲッツやビートルズなど往年の名盤がぎっしり。
窓際のレコードコーナー。アンティークな小物や新聞も添えられ、レトロな空気が漂う。
デトックスウォーターでほっと一息。レモン水やルイボスティーが自由に楽しめる。






丘の上の庭から見える夜景。リクライニングチェアに身を委ねて静かな時間を。
ライトアップされた中庭。夜風に当たりながらひと息つける落ち着いた空間。
ガラス越しに見える温かな光と木の梁。夜の新冠温泉も美しい佇まい。






クッションのあるソファ席は、荷物を置いてゆったりできる居心地のいいスペース。
漫画や雑誌が揃った休憩室。畳の上でごろりとくつろぎながら過ごせる。
窓際のカウンター席からは、外の夜景と『NIIKAPPU』のサインが見えて静かなひとときを楽しめる。
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