【四国・中国#1-1】鳴尾の渦潮から高知のカツオたたきまで|1日で巡る絶景と名物グルメ

西村商店 かつおのタタキ定食

神戸 → 淡路島 → 鳴門 → 第九の里 → 吉野川 → 三好市 → 大歩危 → 高知市

なりさん

アトレーワゴンで巡る家族ドライブ旅行記(2024年12月27日)。鳴門の渦潮、四国八十八ヶ所一番札所の霊山寺、大歩危の妖怪屋敷を巡り、夜は高知市で絶品のカツオのたたきを堪能。絶景とグルメを満喫した1日の記録です。
よろしければ、一緒に旅気分を味わってみてください。

目次

年末ドライブ旅初日:渦潮に吸い込まれそう!? 年末ドライブで巡る四国・高知の魅力スポット

2024年年末ドライブ旅
初日:2024/12/27

年末の静けさに背中を押されるように、12月27日(金)の朝4時50分。渦潮と温泉で心を洗い、絶品カツオで締めくくる1日ドライブ。四国南端を駆け抜ける“走り納め”の旅に出た。
今回の旅の相棒はアトレーワゴン。下道をちまちまと走るのが最近のお気に入りだ。

神戸から高知へ。風にあおられながらのスタート

明石海峡大橋

6時半、高知を目指して出発。三宮、板宿を経由して、妙法寺入口を通過。
神戸淡路鳴門道に乗ると、まさかの強風。ハンドルを取られそうになりながらも、なんとか淡路ハイウェイオアシスへ到着。
横風って、こういうことか。軽バンだと体感2倍…。

明石海峡大橋
淡路島ハイウェイオアシス

8時50分、鳴門北ICで高速を降りる。2360円。ほどよく走った感じ。

渦の道で自然の脅威を体感。あの稲山さんとの記憶も

9時前、鳴門公園に車を停めて「渦の道」へ。

鳴門渦潮に駐車しているアトレーワゴン

9時前に鳴門公園に到着。「渦の道」に入場。JAFカードで割引が効いて、510円→2割引。ちょっと嬉しい。

渦の道入口
快晴だけど風が冷たい。そして渦がヤバい。下をのぞくと、グワングワンと海が巻いている。

「これに落ちたら、無理やな…」と本気で思った。

渦の道から下の渦を見る

「坂東捕虜収容所」の解説を見て、ふと稲山さん(昔お世話になったテレビのディレクター)と一緒に取材した記憶が蘇る。なんか、旅ってこういう記憶のトビラを不意に開けてくれるよね。

坂東捕虜収容所の説明
渦の道から見る朝日
渦の道の渡り廊下

甘いものと海の幸をゲットし、次なる目的地へ

うずどらと生わかめ

帰り際、お土産屋で「うずどら(どら焼き)」と「生ワカメ」を購入。
9時半過ぎに鳴門公園を後にして、10時に2回目の給油(128km地点で12リットル・2,140円)。

その後、坂東捕虜収容所跡を訪れ、道の駅第九の里へ。

道の駅 第九の里
道の駅 第九の里 施設内

すだち酎(すだちくんカップ)を買って、レモンや玉ねぎ、どら焼、第九クーヘンなど食材系も購入(計2439円)。年末の道の駅、買い物欲が止まらない。

第九クーヘン
すだち酎

ここで初めて「賀川豊彦」という人物の存在を知る。隣に記念館もあって、思わず外観だけ撮影。

賀川豊彦記念館

四国八十八ヶ所1番札所「霊山寺」へ

11時すぎ、88箇所のスタート地点・霊山寺へ。
ここで車内の目隠しボードが落ちるという小トラブル。まぁご愛敬。

四国八十八ヶ所の第一番札所「霊山寺」
窓の遮光用の有孔ボード
窓の遮光用の有孔ボードが外れる

吉野川を越えて、うどんでほっと一息

12時06分、吉野川にかかる穴吹橋を渡り、セブンでコーヒーブレイク。

うどん さぬきや

13時、三好市の「さぬきや」でうどんランチ。太めでもちもち、そして一人前が多い!ドアの開閉で冷気は入るけど、ストーブのぬくもりに救われる。

ストーブ
ぶっかけ 肉うどん

大歩危エリアへ。祖谷の山中は妖怪も出る!?

14時半すぎにリバーステーションWESTWESTを経由し、大歩危祖谷泉郷、道の駅大歩危へ。

大歩危
大歩危

妖怪屋敷
年末に見る妖怪、なんか縁起よさそうな、そうでもないような。

樹齢3000年の大杉、そして高知市へ

15時半に道の駅大杉へ。目的はもちろん「日本一の大杉」。

道の駅 大杉
大杉

この風格に、思わず姿勢が正されるような感覚に。すごい木だった。

16時24分には高知市へ入り、17時に「西鉄イン高知はりまや橋」に到着。

提携駐車場がハイルーフNGで焦ったけど、隣の駐車場にスムーズに停められてセーフ。

夜は西村商店でカツオざんまい

18時18分にホテルを出て、はりまや橋電停から県立美術館通まで電車移動。

西村商店

目的地は「西村商店」。高知では有名らしく、若者も多くてオシャレな雰囲気。注文したのはビールにカツオのたたき定食、刺身定食。

カツオのタタキ定食と刺身定食で、年末の高知を味わい尽くす。うっかり「ジャンボチキンカツ」を頼み忘れたのは、来年への課題か。

西村食堂でかつおのたたき定食

隣席にいた家族の息子のパーマの話がずっと気になってしまう。どんな仕上がりなんや。

食べ足りず、夜の街をウォーキング&追い飯

帰りは3.8kmを歩いてホテルへ。

かつらしまはし
魚の棚商店街 高知市
はりまや橋

ホテルに戻ると、1階レストランは忘年会ムード全開。部屋で軽く仕事して、心地よい疲れの中で眠りについた。

走って、食べて、風にあおられて、歴史と自然とグルメに満ちた1日。
年末感ある濃い旅だったけど、やっぱり「走りながら考える」のが自分の旅スタイル。

次の日もまだまだ旅は続く。今夜はしっかり寝て、明日の朝に備えよう。

ほな、また明日!

今回訪問したところ

淡路島ハイウェイオアシス

明石海峡大橋を望むサービスエリアで、グルメやショッピング、観覧車も楽しめる休憩スポット。

鳴門公園 渦の道

鳴門海峡のダイナミックな渦潮をガラス床から間近で見られる海上遊歩道。スリル満点。

道の駅第九の里

日本で初めてベートーヴェンの第九が演奏された場所にある道の駅。地元の特産品も揃っている。

うどん さぬきや

香川県にある人気のうどん店。コシのある麺と出汁がたまらない、地元に愛されるお店。

大歩危

吉野川が作り出したV字渓谷で、エメラルドグリーンの水面が美しい秘境。遊覧船も人気。

道の駅大杉

日本一の大杉がある道の駅で、樹齢約3000年以上の巨木は圧巻!

高知 西村商店

高知市にある創業100年以上の老舗鮮魚店。新鮮なカツオのたたきが食べられる!

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