幾寅駅(札舞駅) 鉄道員(ぽっぽや)ロケ地の写真集
映画の舞台となった「幌舞駅」
※2024年8月現在の情報です。
鉄道員(ぽっぽや)ロケ地の地図
鉄道員(ぽっぽや)ロケ地の写真
駅に忘れた人形を取りにきた女 の子が主役の高倉健さんと出会 うシーンで登場するのが、この トイレ。後に高校生となったこ の女の子は、広末涼子さんが演 じています。
(説明引用)
映画『鉄道員(ぽっぽや)』について
映画『鉄道員(ぽっぽや)』は、浅田次郎さんの同名小説を原作にした1999年公開の日本映画で、監督は降旗康男、主演は高倉健さんです。
この作品は、昭和30年代から40年代の日本の地方鉄道を舞台に、鉄道員として生きた主人公・佐藤乙松の人生を描いています。物語の中心となるのは、北海道の小さな町を走る赤字路線の廃止を目前に控えた駅長・乙松が、鉄道への使命感と家族への愛の間で葛藤する姿です。
乙松の一途で誠実な生き方が、観る人々の心を深く揺さぶり、涙を誘う感動作として高く評価されています。
映画のクライマックスでは、幻想的な光景として、亡くなった娘や過去の仲間たちが列車に乗って現れるシーンが描かれています。この場面は、人生の終焉と再生を象徴し、観客に強い印象を残しました。
『鉄道員(ぽっぽや)』は、第23回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む複数の賞を受賞し、高倉健さんの代表作の一つとして知られています。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地:幾寅駅
映画の舞台となった「幌舞駅」は、架空の駅ですが、ロケ地として使用されたのは北海道南富良野町にある幾寅駅です。ここは年間1万人程度が訪れる観光地です。
幾寅駅は、JR北海道根室本線の駅で、映画のために「幌舞駅」として装飾が施されました。映画公開後、この駅は「ぽっぽやの聖地」として、多くの映画ファンや鉄道ファンに愛されています。
現在も、映画で使用された駅舎やホームがほぼそのまま保存されており、訪れる人々は映画の世界観を追体験することができます。
駅舎内には映画の撮影にまつわる資料や写真が展示されており、撮影秘話や映画の背景を知ることができる展示スペースもあります。
また、駅の周辺には映画に登場した風景が広がっており、ノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。
JR北海道の幾寅駅(北海道南富良野町)が2024年3月31日限りで廃止されました。同駅を含む根室線富良野―新得間が廃線となったためです。
「鉄道員」ロケ地の幾寅駅、31日限り 訪れる人多く(日本経済新聞)