全国に散らばるナウマンゾウの骨格標本 – 23体の完全復元展示施設巡り

ナウマン象記念館の全身復元図
目次

ナウマン象 全身復元骨格の展示・収蔵施設一覧

約2万年前に日本列島に生息していたナウマンゾウ。その全身復元骨格が全国23ヶ所の博物館・科学館で常設展示されています。

1972年の北海道博物館を皮切りに、2006年の三重県総合博物館まで約30年間にわたって各地に配置されたこれらの標本は、それぞれ異なる展示方法や解説で来館者を魅了しています。

車中泊での博物館巡りや家族旅行の際に、古代ロマンを感じられるスポットとして注目度が高まっている施設ばかり。北海道から九州まで、旅の目的地として組み込んでみてはいかがでしょうか。

注目ポイント:

  • 北海道に5施設と最多の展示数
  • 忠類ナウマン象記念館は発見地に最も近い専門施設
  • 各施設で異なる展示手法や周辺の地質・歴史解説が楽しめる
標本番号施設名公開年・備考所在地
第1号北海道博物館1972年 (旧:北海道開拓記念館)北海道札幌市
第2号大阪市立自然史博物館1973年大阪府大阪市
第3号高松市こども未来館1975年香川県高松市
第4号浜松市博物館1979年静岡県浜松市
第5号忠類ナウマン象記念館1979年 (現:幕別町忠類)北海道幕別町
第6号豊橋市自然史博物館1984年 (旧:豊橋市公会堂)愛知県豊橋市
第7号富山市科学博物館1981年富山県富山市
第8号網走市立郷土博物館1984年北海道網走市
第9号帯広百年記念館1982年北海道帯広市
第10号倶知安町総合博物館1984年北海道倶知安町
第11号倉敷市立自然史博物館1983年岡山県倉敷市
第12号宮崎県総合博物館1983年宮崎県宮崎市
第13号長野市立博物館/教育科学博物館1984年長野県長野市
第14号戸隠地質化石博物館2008年長野県長野市戸隠
第15号柏崎市立博物館1985年新潟県柏崎市
第16号徳島県立博物館1986年徳島県徳島市
第17号仙台市科学館1991年宮城県仙台市
第18号石下町地域交流センター1994年茨城県常総市
第19号東北歴史博物館1993年宮城県東北町
第20号栃木県立博物館1993年栃木県宇都宮市
第21号きしわだ自然資料館1994年大阪府岸和田市
第22号秋田県立博物館2004年秋田県秋田市
第23号三重県総合博物館2006年三重県津市

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