【北海道・鹿追町】道の駅うりまく|馬と芝生と笑顔が集う、癒しの拠点

道の駅うりまくの木製看板と色とりどりの花壇
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花と芝生のまち、鹿追の朝

2025年夏。
鹿追町の「道の駅うりまく」に立ち寄ったのは、朝10時半ごろ。

道の駅というと、野菜の直売所や観光案内の印象が強いけれど、ここはちょっと違う。
「花と芝生のまち」を掲げる鹿追らしく、広々とした芝生が広がり、色とりどりの花が咲き誇っていた。
まるで公園のような空間。朝の光と花のコントラストが気持ちを緩めてくれる。

馬とふれあう、ちいさな冒険

体験乗馬会場で馬に乗る親子と、見守るスタッフや家族
道の駅うりまくの「体験乗馬会場」。小さな子どもでも安心して楽しめる乗馬体験は、家族連れに大人気。

この道の駅のすぐ隣にあるのが「鹿追町ライディングパーク」。
家族連れや観光客でにぎわう一角では、子どもたちが馬に触れたり、引き馬体験を楽しんでいた。

ばんえい馬の姿、ちょっとした非日常。
本格的な乗馬コースやホーストレッキングもあり、希望すれば装備を整えて外乗(がいじょう)体験もできるらしい。

馬のブラッシング体験、パークゴルフ(36ホール)、馬と遊ぶフェス、ばん馬のレースイベント……。
これ全部やろうと思ったら、1日じゃ足らん(笑)

直売所とホスピタリティの強さ

道の駅の建物自体はコンパクトながら、地元の野菜や豆、そば、きのこ加工品などがずらりと並ぶ直売所はにぎやかだ。

道の駅うりまくの正面入口と「肉じゃがまんじゅう」「ソフトクリーム」ののぼり旗
「道の駅うりまく」直売所の入口。名物の十勝肉じゃがまんじゅうやソフトクリームをアピールするのぼりが並ぶ。

馬グッズもあって、まちぐるみで「馬」をテーマにしていることが伝わってくる。

馬を引いて歩くスタッフと、青いテントが並ぶ道の駅うりまくの厩舎裏手
厩舎の裏手では、スタッフが馬を丁寧に引いて移動させていた。青いテントが設営され、ライディングパークの裏方の静かな時間が流れる。

ふと目をやると、直売所の横にある馬舎。
そこに静かにたたずむばんえい馬がいて、誰でも気軽に見学できるようになっている。
「馬がいる日常」が、この地域では自然に息づいているのだ。

観光施設としての「ホスピタリティ」が強い。
芝生と花、乗馬体験、馬とのふれあい、バリアフリー対応の施設、そして雄大な景色──
それらすべてが、肩の力を抜いて迎え入れてくれるようだった。

道の駅うりまく基本情報

項目内容
住所北海道河東郡鹿追町瓜幕西3丁目1番地外
連絡先0156-67-2626(道の駅)/ 0156-67-2345(ライディングパーク)
営業時間9:00~17:00(11月~4月は16:00まで)
定休日年末年始(12/30~1/6)
駐車場無料(普通車81台・大型3台・身障者2台)
主な設備直売所、軽食、体験乗馬、パークゴルフ、公園、情報コーナー
乗馬体験初心者~本格コース可(4~10月は土日祝、7~8月は毎日営業)
パークゴルフ36ホール、4月下旬~11月上旬(定休:月・祝日は営業)
無線LAN利用可能
アクセス帯広市街から車で約50分、JR新得駅から車で約20分
近隣観光地然別湖、山田温泉跡、扇ヶ原展望台 など
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