【道の駅ウェーブパーク なめりかわ】ホタルイカと深層水(富山)

道の駅ウェーブパークなめりかわの建物外観。打ちっぱなしコンクリートの円筒形の建物が特徴的で、「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の看板が掲げられている。駐車場には自動販売機が設置されている。

道の駅ウェーブパークなめりかわは、富山県滑川市の海沿いに位置し、ホタルイカで有名な滑川の魅力を集約した海辺の観光拠点施設。1998年3月27日に開業し、富山県道1号富山魚津線沿いの富山湾に面した絶好のロケーションを誇る。

施設の中核を担うのが**世界唯一の「ほたるいかミュージアム」**で、幻想的な青白い光を放つホタルイカの神秘を体験できる。館内には半円型の水槽とスクリーンを組み合わせた「ライブシアター」があり、春季(3月20日~5月下旬)限定でホタルイカの発光ショーが開催される。

深海不思議の泉では、富山湾深層水で飼育される深海生物に直接触れることができ、活きたホタルイカにも触れる貴重な機会を提供している。

グルメ施設として「パノラマレストラン光彩」があり、富山湾を一望しながらホタルイカやシロエビなど地元海産物を使った料理を味わえる。「みちcafé wave」ではほたるいかバーガーや海洋深層水使用の「つべつべ塩ソフト」などご当地グルメを提供。館内にはVR・ARホタルイカ体験コーナーもあり、最新技術でホタルイカの世界を探検できる。

敷地内には2007年から深層水の足湯も設置され、富山湾を眺めながらのんびりと過ごせる。隣接するはまなす公園では4月上旬から中旬にかけて桜が見頃を迎え、海と山の景観を同時に楽しめる立地も魅力的だ。

目次

海辺の道の駅でWi-Fi速度を測る

道の駅ウェーブパークなめりかわのコンクリート建築のディテール。円筒形の塔と曲線を描く壁面に、「道の駅 ウェーブパーク なめりかわ」の文字が刻まれている。
打ちっぱなしコンクリートの曲線美。「道の駅 ウェーブパーク なめりかわ」の文字が、時の流れを感じさせる。

白えび丼を食べた後、道の駅ウェーブパークなめりかわに到着した。

富山湾が目の前に広がっている。海が近い。波の音が聞こえる。いい場所だ。

休憩所に入って、まずやることは決まっている。Wi-Fi速度の測定だ。旅の記録として、各地のWi-Fi速度を測っている。なぜかって?それは、ノマドワーカーの本能だからだ。

フリーWi-Fiに接続。測定開始。

下り22Mbps、上り25Mbps。

おお、上りの方が速い。珍しい。これは使える。仕事ができる速度だ。富山湾を見ながら仕事。悪くない。というか、最高だ。

トイレも拝借。ここまで徹底されたら撮影しないわけにはいかない。

道の駅ウェーブパークなめりかわのトイレ内部。壁面に富山湾の海中をイメージした青い壁画が描かれ、海藻や魚、ホタルイカのイラストが施されている。清潔な洗面台と小便器が並ぶ。
道の駅のトイレに描かれた富山湾の海中イラスト。ホタルイカや魚たちが泳ぐ壁画が、海辺の道の駅らしさを演出する。

世界で唯一のホタルイカミュージアム

ここには「ほたるいかミュージアム」がある。世界で唯一だ。つまり、ホタルイカ専門のミュージアムは、地球上でここにしかない。

すごい。

ただし、今は8月。ホタルイカの発光ショーは春季(3月20日~5月下旬)限定だ。つまり、見られない。残念だ。でも仕方ない。季節が違う。

館内には「深海不思議の泉」というコーナーがあって、富山湾深層水で飼育される深海生物に触れることができるらしい。活きたホタルイカにも触れるという。触りたい。でも今日は先を急ぐ。魚津水族館が待っている。

いつかホタルイカの季節に来よう。春だ。桜とホタルイカ。それは素晴らしい組み合わせだ。

つべつべ塩ソフトという謎

「みちcafé wave」には「つべつべ塩ソフト」というメニューがあるらしい。

つべつべ。

なんだこの名前は。つべつべ。言いたくなる響きだ。つべつべ。海洋深層水を使っているらしい。つべつべ。食べたい。でもさっき白えび丼を食べたばかりだ。腹が満たされている。

次回だ。次回来たときは絶対に食べる。つべつべ塩ソフト。覚えておこう。

深層水の足湯で富山湾を眺める

敷地内には深層水の足湯があるという。2007年から設置されているらしい。富山湾を眺めながら足湯。これは贅沢だ。

でも今は夏だ。8月だ。足湯は暑い。いや、逆に気持ちいいのか?悩む。でも時間がない。魚津水族館に行く。

足湯も次回だ。春に来よう。桜とホタルイカと足湯。完璧な組み合わせだ。

海と山が見える場所

道の駅ウェーブパークなめりかわから見える富山湾の防波堤と港。コンクリートの岸壁が海に突き出し、青い海が水平線まで続く。夏の空には白い雲が浮かぶ。
富山湾の静かな港。防波堤の向こうに広がる海。ホタルイカが春になると、この海から上がってくる。

隣接する「はまなす公園」では、4月上旬から中旬にかけて桜が見頃を迎えるという。海と山の景観を同時に楽しめる。

富山湾と立山連峰。海と山。両方が見える。これは富山ならではの景色だ。

今日は少し霞んでいて、立山連峰ははっきりとは見えなかった。でも海は見えた。青い海。広い海。それだけでも充分だ。

12時前、道の駅を出た。

次は魚津水族館。日本最古の水族館が待っている。Wi-Fi速度も測ったし、富山湾も見た。満足だ。

ホタルイカよ、また春に会おう。

基本情報

スクロールできます
項目内容
名称道の駅ウェーブパークなめりかわ
所在地富山県滑川市中川原410番地
路線富山県道1号富山魚津線
開業日1998年3月27日
営業時間物販施設:9:00–17:00/レストラン:11:00–18:00
主要施設ほたるいかミュージアム、パノラマレストラン光彩、
みちcafé wave、おみやげマーケット、観光案内
特徴世界唯一のホタルイカミュージアム、深層水足湯、
VR体験、富山湾パノラマビュー
アクセス北陸自動車道滑川ICから車約10分/あいの風とやま鉄道滑川駅から徒歩約8分
問い合わせ076-476-9300(株式会社WAVE滑川)
公式サイトhttps://hotaruikamuseum.com

ホタルイカと滑川市について

滑川市は富山湾に面した港町で、ホタルイカの水揚げ量日本一を誇る。毎年3月から5月にかけて、産卵のために富山湾の深海から浅瀬に上がってくるホタルイカは、幻想的な青白い光を放ち、「富山湾の神秘」として知られる。

ホタルイカは体長わずか5〜7cm。深海性のイカで、体に発光器を持ち、外敵から身を守るために光を放つ。この発光現象は世界的にも珍しく、富山湾は世界有数のホタルイカ観察スポットとして知られている。

道の駅ウェーブパークなめりかわの「ほたるいかミュージアム」は、この神秘的な生物を一年中体験できる世界唯一の施設として、滑川市の観光の中核を担っている。

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