【道の駅あしょろ銀河ホール21】松山千春さんの故郷に立つ、旅人を迎える“銀河”の駅

2025年8月14日

「まっすぐな道と、どこまでも続く空」。

足寄に近づくと、そんな北海道らしい風景が一気に広がる。国道274号線沿いにある道の駅あしょろ銀河ホール21は、その雄大な景色の入口に立つ“旅人の玄関口”だ。

ここは単なる休憩施設ではなく、RVパーク、観光案内、特産品販売、さらには足寄駅跡を活用した展示や歌碑まで揃う、町のシンボル的存在である。

建物の正面には、足寄町出身のシンガーソングライター・松山千春氏の歌碑と足型があり、ファンが訪れる聖地としても知られている。

周囲の歩道には町ゆかりの人々の足跡が並び、「足を寄せる＝足跡を残す」という言葉遊びが形になった“足型モニュメント”も見どころだ。散策しながら好きな人物の足型を探すのも、この道の駅ならではの楽しみである。

見どころ

施設にはRVパークが併設されており、車中泊やキャンピングカー旅の拠点として利用できる。大型トラックやキャンピングカー専用の駐車区画も用意され、夜間でも安心して休むことができる。

旧・足寄駅舎を活用したスペースはバス待合所として開放されており、鉄道の歴史を感じられる雰囲気がある。かつてのプラットホームを思わせる造りや展示は、鉄道ファンにもおすすめだ。

正面に立つ歌碑には、手形・足型が刻まれている。足寄町出身の松山千春氏を象徴するスポットであり、ファンのみならず観光客にも人気が高い。

館内では、足寄町や周辺地域の特産品を販売している。野菜や加工品、地元スイーツまで揃っており、ドライブの休憩がてら買い物も楽しめる。