夕暮れの鹿追で出会った一軒

18時半、空が茜色に染まり始めた。西の地平線に沈む夕日が、木々の隙間から真っ赤に顔を出し、道沿いの雲も淡く色づく。あまりに美しい光景に見とれながら車を走らせ、19時半、夕暮れの余韻が残る鹿追に到着。
この町の道の駅は、徒歩圏内に十数軒もの飲食店が揃っている稀有な存在だ。焼肉、煮込みジンギスカン、居酒屋、寿司、ラーメン、そば、スナック、さらにはコンビニまで。旅人にとっては、なんともありがたい立地である。
その中でも足を運んだのは「焼肉まるよし」。暖簾をくぐると、感じの良いバイトの娘さんが迎えてくれた。
「野菜盛りは多いですよ」と心配してくれたが、もちろん注文。見事な盛り具合に、思わず笑みがこぼれる。

そして、この夜の主役は黒霧島。北海道で初めてボトルをキープし、焼肉と一緒に楽しむ。
案の定飲みきれず(笑)。焼肉とキープで6,600円。鹿追のポテンシャル、半端ない。
ここを定宿にしよう、と心に決めた夜だった。

息子と焼肉で乾杯
後日、再び鹿追へ。道の駅から歩いて行ける居酒屋やラーメン屋、そしてコンビニの便利さに改めて感心しながら、息子と「焼肉まるよし」で待ち合わせる。
18時、乾杯の時間。彼はノンアル、自分は前回キープしていた黒霧を炭酸で割り、生ビールの後にゆっくり味わう。
焼き網の上で香ばしく焼ける肉と野菜。肩肘張らない雰囲気の中で過ごす親子の時間は、何よりのご馳走だ。

「まるよし」は、まるでおとぎ話に出てきそうな一軒家。鹿追の町でひっそりと愛され続ける名店である。
地域に根ざした味わい
「焼肉まるよし」は、もともと精肉店として始まり、40余年にわたり地域に根ざしてきた。
ご主人の亡き後も、娘さんたちが支え合いながら暖簾を守り続けている。
人気は牛タン、ミノ、サガリ、カルビなど。やや甘めで濃いタレは、今ではすっかり鹿追の味として馴染んだ存在だ。
夢中で商売を続けてきた年月の中で、気づけばすべてが自分好みの味になっていた──そんな物語が息づく。
まるよしの夜は、黒霧島片手に過ごすちょっと大人の贅沢時間。鹿追を旅するなら、一度は立ち寄ってほしい。
基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
店名 | まるよし(MARUYOSHI) |
住所 | 〒081-0224 北海道河東郡鹿追町元町1丁目 |
電話番号 | 0156-66-2019 |
営業時間 | 火・水・木・金・土・日:16:30〜22:00 |
定休日 | 毎週月曜日 |
ジャンル | 焼肉・ジンギスカン・羊肉・ホルモン |
最寄駅 | 新得駅 十勝清水駅(根室本線) |
アクセス | 道東自動車道「芽室IC」から約15.3km バス停「中市街」(拓殖バス)から徒歩約0分 |
予算 | ディナー:〜4,000円 ランチ:営業なし |
利用シーン | ディナー・ご飯 |
駐車場 | 情報なし |
座席 | 情報なし |
予約 | 情報なし |
支払い方法 | 情報なし |
禁煙・喫煙 | 情報なし |
特徴 | 地元鹿追町の焼肉店 |
備考 | 営業時間・定休日は変更となる場合があるため、来店前に要確認 |
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