【四国#1-2】高知で坂本龍馬生誕地〜土佐グルメと噂の動物園を満喫

ノマドマ

高知の旅2日目。坂本龍馬生誕地や高知城、はりまや橋を巡り歴史に触れる。土佐タタキ道場で鰹の藁焼きを体験し、のいち動物園で癒しのひととき。高知名物ジャン麺を堪能し、桂浜の美しい夕日で一日を締めくくる。高知の歴史、グルメ、自然を満喫する旅日記。

坂本龍馬生誕地の桝形〜高知城〜はりまや橋(明治)~はりまや橋公園~かつおの藁焼き かつお船〜のいち動物園〜ジャン麺まんしゅう本店〜桂浜〜天然温泉はるのの湯

目次

高知の夏を味わう~鰹の藁焼き かつお船〜ジャン麺まんしゅう〜

2024年夏の四国高知の旅(Part1)
2日目:2024/8/16

坂本龍馬生誕の地を訪ねて

ごめん行 路面電車
はりまや橋駅 路面電車

8月16日(金)、まだ街が静まり返る午前5時に目を覚ます。

日の出の時間に合わせるようにして、6時半には路面電車に乗り込み、目的地の「枡形」へ向かった。枡形は坂本龍馬の生誕の地として知られ、歴史の面影を感じながら歩ける場所である。

土佐維新歴史文化道 坂本龍馬誕生地
土佐維新歴史文化道 坂本龍馬誕生地
土佐維新歴史文化道 坂本龍馬誕生地
舵とピストルと家紋

駅を降り、坂本龍馬が生まれた家の跡地を訪れると、かつての時代を偲ばせる静けさと現代の街並みが交差する景色が広がっていた。

坂本龍馬誕生地 石碑
坂本龍馬誕生地 石碑
明治百年記念 坂本龍馬誕生地 石碑
明治百年記念 坂本龍馬誕生地 石碑

歴史の重みというよりも、昔から続く時間の流れが織り成す変化が感じられ、この地が持つ新しい表情を垣間見たようである。

枡形は、坂本龍馬の生誕の地としても有名で、歴史を感じながら街を歩ける場所だ。

高知城
高知城

周囲を見渡せば、高知城公園が広がり、城を囲む緑の景色が実に心地よい。

山内一豊の妻の像
山内一豊の妻の像。馬が有名ですね。
板垣退助の像
板垣退助の像。板垣死すとも自由は死せず。
高知県立高知追手前高等学校の時計台と校舎
高知県立高知追手前高等学校の時計台。札幌の時計台にヒケをとりませんね。

公園内を散策していると、ふと吉田東洋の殉難の地の石碑を発見。吉田東洋は高知藩の改革者として知られ、彼が命を落とした場所には今もその痕跡が残っている。

吉田東洋殉難の地の石碑
吉田東洋殉難の地の石碑

長浜で鶴田塾(小林塾)を開き、後藤象二郎、板垣退助、岩崎弥太郎、福岡孝弟などを教えた。文久2年(1862年)4月、自宅に戻る途中で土佐勤王党の一員によって暗殺された。
実際の暗殺地点は、現在のこの場所よりも少し南側に位置していたと伝えられている。

また、「天災は忘れられたる頃来る」という有名な言葉を残した寺田寅彦が高知に縁があったことを知り、驚く。物理の教育者としても名を馳せた寅彦が、この地に4歳から19歳まで過ごしていたとは、知らなかった。

高知の地元の味を楽しむ

その後、朝食をとるため、ホテル近くの亜羅珈琲に向かった。高知のモーニング文化を体験することとなった。

亜羅珈琲のモーニングセット
亜羅珈琲のモーニングセット

トーストやサラダ、ゼリーにコーヒー、そして、最後にはお茶が出てきた。それが高知ならではの習慣らしく、ほっと心温まる一瞬だった。

時代とともに変わるはりまや橋の姿

はりまや橋商店街のアーケード
はりまや橋商店街のアーケード
明治時代のはりまや橋
明治時代のはりまや橋
明治はりまや橋の由来藩政初期、豪商播磨屋と富商櫃屋が、互いの往来のために、堀に架橋した木造りの橋が、後に「はりまや橋」と呼ばれるようになります。時を経た、明治四十一年十月、「はりまや橋」は鋳鉄製の橋に架け替えられます。しかし、大正末期から昭和の初期、高知駅から南の新道の建設に伴い鋳鉄橋は撤去「はりまや橋」も時代の変遷にともない、その姿を変化させていきました。ここに架かる橋の親柱は、架橋当時のもので、永い関心ある人によって保管されていました。後に、三翠園の庭に設置されているところを、当園の御好意により、ここに提供していただき、架橋当時の姿を復元するに至ったものです。
明治はりまや橋の由来の看板
明治はりまや橋の由来
藩政初期、豪商播磨屋と富商櫃屋が、互いの往来のために、堀に架橋した木造りの橋が、後に「はりまや橋」と呼ばれるようになります。時を経た、明治四十一年十月、「はりまや橋」は鋳鉄製の橋に架け替えられます。しかし、大正末期から昭和の初期、高知駅から南の新道の建設に伴い鋳鉄橋は撤去「はりまや橋」も時代の変遷にともない、その姿を変化させていきました。ここに架かる橋の親柱は、架橋当時のもので、永い関心ある人によって保管されていました。後に、三翠園の庭に設置されているところを、当園の御好意により、ここに提供していただき、架橋当時の姿を復元するに至ったものです。
(看板引用)
「南国土佐を後にして」の歌碑
「南国土佐を後にして」歌碑。「はりまや橋で坊さんがかんざいを買うのを見た」という箇所だけはメロディとともに知っていました。
地下道のはりまや橋
はりまや橋公園(地下広場)の昭和のはりまや橋。観光スポットの紹介パネル、高知の偉人、昔の風俗絵巻なども展示。
4代目はりまや橋
はりまや橋(4代目)
明治はりまや橋の由来
藩政初期、豪商播磨屋と富商櫃屋が、互いの往来のために、堀に架橋した木造りの橋が、後に「はりまや橋」と呼ばれるようになります。時を経た、明治四十一年十月、「はりまや橋」は鋳鉄製の橋に架け替えられます。しかし、大正末期から昭和の初期、高知駅から南の新道の建設に伴い鋳鉄橋は撤去「はりまや橋」も時代の変遷にともない、その姿を変化させていきました。ここに架かる橋の親柱は、架橋当時のもので、永い関心ある人によって保管されていました。後に、三翠園の庭に設置されているところを、当園の御好意により、ここに提供していただき、架橋当時の姿を復元するに至ったものです。
(看板引用)
地下道のはりまや橋
はりまや橋公園(地下広場)の昭和のはりまや橋。観光スポットの紹介パネル、高知の偉人、昔の風俗絵巻なども展示

その後、ホテルに戻り、コインランドリーで洗濯物を取り込んで、午後の予定に備える。

鰹の藁焼きと感動の美味

かつお船
かつお船。1階はお土産屋さんになっており、試飲も行っていました。
土佐タタキ道場
土佐タタキ道場でカツオのセルフ藁焼きができます。

午前10時には、かつおの藁焼き実演が見られる「土佐タタキ道場」に向かった。ここでは、自分で新鮮なかつおを自藁で焼くことができる。

ここでカツオの藁焼きが行われます
土佐タタキ道場でカツオの藁焼きが行われます。
カツオ
カツオ
カツオを藁に近づける
カツオを藁に近づけます。その後、藁に点火して炙ります。
カツオと炎
カツオと藁の炎。一瞬にして燃え上がります。
鰹タタキ定食
鰹タタキ定食

その後、鰹タタキ定食をいただいたが、その味は驚くほど新鮮で美味しい。海の幸の素晴らしさに改めて感動した。

のいち動物園で癒やしのひととき

のいち動物園
のいち動物園

午後1時には、車を変えて「のいち動物園」へ。ここは高知市内から少し離れた場所にあるが、自然の中で動物たちが自由に過ごす様子を見ていると、時間があっという間に過ぎてしまう。

夏の太陽が、もう少し優しければ、もっと滞在しておきたかった、、、。15時に、昨日に引き続き、阪神タイガースのキャンプ地の安芸野球場と安芸海岸に立ち寄った。

安芸野球場
安芸野球場
安芸海岸
安芸海岸

高知の名物ラーメンを堪能

まんしゅう
まんしゅう 準備中。
看板
食欲がそそられる看板。
食欲がそそられる看板。
食欲がそそられる看板。

16時45分には「まんしゅう本店」に到着。ここでは、高知名物の「ジャン麺」を食べることができる。

早めに到着したので開店まで車で待機し、開店後、玉子おとしジャン麺と炙りチャーシューを堪能。

玉子おとしジャン麺
玉子おとしジャン麺
あぶりチャーシュー
あぶりチャーシュー

スープが絶妙で、深い味わいが舌に広がり、満足感でいっぱいになった。

桂浜で美しい夕日を眺める

桂浜の石碑
桂浜の石碑
月と桂浜
月と桂浜

18時には桂浜に到着。ここでは、美しい夕日を眺めることができる。海と空がオレンジ色に染まり、心に残る素晴らしい光景だった。夕方の涼しい風を感じながら、というわけにはいかない気温だったが、ゆったりとした時間は過ごすことができた。その後、今夜の宿である「天然温泉はるるの湯」に向かった。

天然温泉はるのの湯

ログハウス風のおしゃれな造り
ログハウス風のおしゃれな造り
お土産コーナー
お土産コーナー
温泉は別館
温泉は宿舎となりの別館にある。

「はるのの湯」にチェックイン。ログハウス風の素敵な宿舎で、温泉は別棟にある。疲れた体を癒やすために、温泉に浸かる。

高知の街を歩き、名所を巡り、地元の食文化を堪能し、動物園で癒され、最後は温泉でリラックスする1日。充実した時間を過ごし、これからもまた訪れたいと思う場所が増えた。

ほな、また明日!

今回訪問したところ

坂本龍馬誕生地

 

高知城

 

はりまや橋(明治)

 

はりまや橋公園

 

かつお船(かつおぶね)

 

高知県立のいち動物公園

 

まんしゅう 本店

 

桂浜

 

ドレー機不時着の地

 

高知競馬場

 

天然温泉はるのの湯

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