軽自動車で車中泊!フラット化を難易度別に徹底解説

初心者も安心!簡単で低コストなフラット化の方法や便利アイテムを紹介

軽自動車で車中泊を楽しみたいけれど、「がっつりDIYをするのはちょっと……」という方に向けて、シンプルで手軽に車中泊仕様を実現している工夫を書きます。

「おしゃれな部屋」「カッコいいスタイル」に仕上げるカスタマイズではありませんが、簡単・安価・実用的な工夫で快適な車中泊ライフを目指しました。

快適な車中泊を実現するアイデア満載!車中泊フラットスペースの作り方

簡単・シンプルが信条なので難易度は最高でも2です。

  1. 木の板を敷く:難易度2
  2. ジョイントマットを敷く:難易度1
  3. エアマットを敷く:難易度0.5

木の板を敷く:難易度2

ダイハツ ハイゼットカーゴ(クロ)の場合は木の板を敷いています。その上に水分や汚れなどがシミにならないように木目のフロアマットを敷きます。

板を敷いた状態

板だけを敷いた状態

ダイハツ ハイゼットカーゴの荷室にホームセンターでカットした板を敷く場合。

後部座席部分上部:厚さ20×幅1200×長さ700mm×1枚
後部座席部分下部:厚さ20×幅900×長さ600mmx×1枚

荷台部分:厚さ30×幅200×長さ1000×6枚
※荷台部分は厚さ30×幅1200×長さ1000の板1枚でもOK

ホームセンターコーナン

ホームセンターコーナンProで購入した板

凹凸のある板

凹凸のある板をかみあわせるとバラつかない

荷室スペースに板を敷く

荷室と後部座席で板を分割する理由は4人乗りに戻すときに、後部座席側の板を重ねて荷室に置けばシートを元に戻せるからです。

1枚目の板を敷く

まずは1枚目の板を敷く。幅は20㎝。

2枚目の板を敷く

2枚目の板を敷く。幅は40㎝。

3枚目の板を敷く

3枚目の板を敷く。幅は60㎝。

4枚目の板を敷く

4枚目の板を敷く。幅は80㎝。

5枚目の板を敷く

5枚目の板を敷く。幅は100㎝。

6枚目の板を敷く

6枚目の板を敷く。これで板の幅の合計が120cmになりました。

前と後ろが床の凹凸でぐらつくので板を挟みます

前と後ろが床の凹凸でぐらつくので厚さ2cmの板をかませます。

後ろにも暑さ2cmの板をかませます

後ろにも厚さ2cmの板をかませます。わかりやすいようにはみ出させていますが、ツライチになるまで押し込めます。本来は100cm程度の長さで厚みが2cmの板があればベターです。

荷室の幅は一番狭いところが120cmなので、板はその幅に板をあわせているので、一番幅の広いところは隙間ができます。そこに木材をかませて安定させます。

荷室の幅は一番狭いところが120cmなので、板はその幅に板をあわせなければ入りません。一番幅の広いところは隙間ができるので、そこは木材をかませて安定させます。右側。

荷室の幅は一番狭いところが120cmで、その幅に板をあわせているので、一番幅の広いところに木材をかませて安定させています

左側の幅が広く、隙間ができたところにも木材をかませます。

この木では足りませんでした。

この木だけでは隙間を埋めれませんでした。

後部座席スペースに板を敷く

後部座席部分下部:厚さ20×幅900×長さ600mmx×1枚

後部座席部分下部:厚さ20×幅900×長さ600mmx×1枚を敷きます。これは床の凹凸によるぐらつき防止用です

後部座席部分上部:厚さ20×幅1200×長さ700mm×1枚

そのうえに、後部座席部分上部:厚さ20×幅1200×長さ700mmの板を重ねます。

重ねた状態

後部座席の板を2枚重ねた状態。ほぼフラットです。

板とシートの幅

板と運転シートのすきま

運転シートを一番前まで移動させた状態で、板と運転シートには10㎝ほどの隙間を作っておく。

そうすることによって運転シート一番後ろまで下げた時にも板が干渉しない。

運転シートと板

運転シートと板のすき間にこのように棒挟んでおくと一応ストッパーにはなります。運転シート一番後ろまで下げるときはこのストッパーを外す。

木目のフロアマット

木目のフロアマットを敷く。汚れやシミ防止と、板の数ミリの高低差を緩和してくれる。あるとないとでは本当に違いがでます。

フロアマットを敷いたところ

フロアマットを敷いたところ

ゴザも敷く

個人的にゴザが好きなのでゴザも敷きました。簾とあわせて和風に。

ベッドキット

このハイゼットカーゴ(クロ)にはベッドキットを載せているので、最後に載せてみましたが、ベッドキットがなくても全然寝れます。

 


ジョイントマットを敷く:難易度1

木目ジョイントマット ふち付き (JM02) 30×30cm・45×45cm ニトリを使ってフラット化

木目ジョイントマット ふち付き (JM02) 30×30cm・45×45cm ニトリを使ってフラット化

北海道で使用しているダイハツ ハイゼットカーゴ(シロ)はこのパターンです。

木目ジョイントマット ふち付き (JM02) 30×30cm・45×45cm ニトリを使う。35cmと45cmがあるので、自由にレイアウトができて手軽です。

4人乗りに後部座席を戻すときも、マットを外して重ねるだけ。これは木の板を敷くよりも数倍簡単で、4人乗りと車中泊を頻繁に繰り返される方にもオススメです。

木目ジョイントマット ふち付き (JM02) 30×30cm・45×45cm

木目ジョイントマット ふち付き (JM02) 30×30cm・45×45cm ニトリを使う。

凸凹の高さ調整は、マットを余分に購入し凹み箇所にマットを重ねることで解決できます。

これとDCMの折りたためる畳を敷けば、さらに快適になります。というか、これはやっておくべき。

これとDCMの折りたためる畳を敷けば、さらに快適になります。リモートワークなどでは畳んで座布団代わりに使用しています。

これとDCMの折りたためる畳を敷けば、さらに快適になります。というか、これはやっておくべき。

これとDCMの折りたためる畳を敷けば、さらに快適になります。というか、これはやっておくべき。寝るときは全部広げます。

ハイゼットカーゴ(クロ)の時よりシンプルにしてみました

ハイゼットカーゴ(クロ)の時よりシンプルにしてみました。これでも十分寝れます。

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エアマットを敷く:難易度0.5

荷室スペースのみ板を敷き、その上にフロアマットを敷いて、エアマット。

荷室スペースのみ板を敷き、その上にフロアマットを敷いて、エアマットで寝る。

アトレーワゴンは、週末には3人乗りが多くなるので、基本3人乗りのままで、車中泊することが多いです。

でも、これが意外に寝心地も悪くなかったりします。

エアマット

最初の2台に比べると、かなり簡素化。

さらにシンプル簡単に

さらにシンプル簡単に

ダイハツ アトレーワゴンはこのエアマットを敷くパターンです。

多少の凸凹であっても厚手のエアマットを敷くことで、フラット化できます。なんといっても手軽ですし、マットはキャンプ場などでも転用できるのでオススメです。

写真はVENTLAX 8cm INFLATABLE MATです。

ちなみに、ハイゼットカーゴ(シロ)はジョイントマット&エアマットの合わせ技です。

ジョイントマット&エアマットの合わせ技

ジョイントマット&エアマットの合わせ技