軽自動車の車中泊を簡単・シンプル・経済的に実現

手間をかけずにここまで快適!改造せずとも軽自動車で楽しむ車中泊アイデア

軽自動車で車中泊を楽しみたいけれど、「がっつりDIYをするのはちょっと……」という方に向けて、シンプルで手軽に車中泊仕様を実現している工夫を書きます。

「おしゃれな部屋」「カッコいいスタイル」に仕上げるカスタマイズではありませんが、簡単・安価・実用的な工夫で快適な車中泊ライフを目指しました。

THE BOSS
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簡単・シンプルで経済的に車中泊仕様を実現しています


※ダイハツ ハイゼットカーゴとダイハツ アトレーワゴンで実践したものです。

フラットスペースの確保

車中泊の基本は、まず寝るためのフラットなスペースを作ることですよね。

最大にして最初の課題。これができれば、ほぼ成功と言っても過言ではないでしょう。

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私が3台の軽自動車をフラットにした方法は3パターンです

簡単・シンプルなので難易度は最高でも2です。

  1. エアマットを敷く(難易度0.5)
  2. ジョイントマットを敷く(難易度1)
  3. 木の板を敷く(難易度2)

エアマットを敷く(難易度0.5)

エアーマット使ってフラット化

エアーマット使ってフラット化にする(難易度0.5)※厳密にはフラット化ではないですが、、、(汗)

ジョイントマットを敷く(難易度1)

ジョイントマットを敷いてフラット化

ジョイントマットを敷いてフラット化にする(難易度1)

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木の板を敷く(難易度2)

床をフラットにする

木の板を利用して荷室をフラット化にする(難易度2)

こちらでは、この3つの内容を具体的に写真入りで説明していまので、是非ご覧ください。


睡眠環境を整えるために

軽自動車での車中泊において、睡眠環境を整えることは快適さを左右する重要なポイントです。

睡眠の質で大切なのが、フラットな寝床を確保することと、自分に合った枕を用意すること。この2つをしっかり押さえることで、車内での睡眠の質が大きく変わります。

車内

ベッドキットを置いたパターン。家で使用している筒状の枕を使用しています。

枕が与える睡眠環境

フラットな状態を作っただけでも寝心地は改善しますが、そこでさらに重要なのが「枕」の存在です。

枕の高さや硬さが自分に合っていないと、首に負担がかかり、結果として体全体の疲れに繋がることがあります。

特に車中泊では普段使っている寝具とは環境が異なるため、適切な枕を選ぶことがより重要になります。

車中泊用の枕としては、以下のタイプが人気ですが、自分の好みや車中泊の頻度に合わせて選ぶことで、首や肩への負担を軽減し、快適な眠りを得ることができます。

  1. エア枕
  2. 低反発枕
  3. 折りたたみ式枕
  4. 普段使っている枕
THE BOSS
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ちなみに私は自宅で使っている枕を持っていきます

上記のような枕も試してみましたが、正直、私にはイマイチ合わなくて、結局は普段から使っている枕を使うという選択になっています。


収納はコンパクトに

ダイソーのボックスカーテンを3枚使ったパターン

ダイソーのボックスカーテンを3枚使ったパターン

車中泊グッズは最小限に

DIYで車内の荷室に棚などを作るのは、なかなかハードルが高いですよね。もし、できればカッコいいんですけど、、、。

たた、どうしても自転車を荷室に積みたいこともあって、棚を固定で作るとなると汎用性がなくなります。

どうしたものかと悩んでいたところ、ホームセンターのカインズで有孔ボードをとめる吸盤の存在を知りました。

有孔ボードを窓のサイズにカットして、専用の吸盤で固定し、フックでカバンを吊るせば、収納および遮光、目隠しの役目にもなるのではないか!?

試行錯誤しながらですが、最終、なんとかイメージ通りの出来栄えになりました。

ただ、カバンが軽いままだと、車が揺れたときにフックから外れて落ちてしまうことがあります。

そこで、バスタオル2枚やひざ掛け毛布1枚を中に入れると、適度な重さが加わり、しっかりとフックに固定されて外れにくくなりました。

カバンもすぐに取り外しできますし、軽自動車の限られた空間も有効活用できます。

有孔ボードを吸盤で窓につけフックでカバンを取り下げた状態

有孔ボードを吸盤で窓につけ、フックでカバンを取り下げた状態

有孔ボードを吸盤で窓につけ、フックでカバンを取り下げた状態

カバンの重みだけでは走行中にフックから外れるときは、タオルか毛布などいれて重みをもたせてみてください。

有孔ボード パンチングボード

高さは30cm。これは最初のサイズのまま。

有孔ボード パンチングボード

ハイセット―カーゴの場合は55cmでカット

有孔ボード パンチングボード

ハイセット―カーゴの場合、角はこれくらいカットしておかないと上のほうで干渉してはまりません。

荷室窓ガラス

荷室の窓ガラスにこれから有孔ボードを取り付けていきます。窓はキレイに拭いてください。

まず吸盤からつけます

まず吸盤からつけます。この時に有孔ボードの穴と合わせてください。

カプセルを被せる

吸盤をしっかりつけたらカプセルを被せます。

有孔ボードとネジ

有孔ボードつけます。

ネジを締めます

ネジを締めます。最後までキツク締めてください。

完成

フックをつけて完成。

適当にカバンをかけましょう

適当な大きなのカバンを2個かけましょう

パンチングボード 吸盤取付器具 光(Hikari)
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簡単な遮光対策

ダイソーのボックスカーテンを3枚使ったパターン

ダイソーのボックスカーテンを3枚使ったパターン

市販のサンシェードやカーテンもあるでしょうけど、私はリアゲートにはバスタオルをカーテンがわりに使ったり、ダイソーのボックスカーテンを3枚使ったりしています。

左に有孔ボード、右に簾

左に有孔ボード、右に簾で遮光したパターン

また、荷室の窓には簾を二重にしてマグネットでとりつけ。もしくは、前述した有孔ボードを窓枠のサイズにカットして有孔ボード用吸盤で目隠しするのもオススメ。


ポータブル電源で快適度アップ

ポータブル電源

ポータブル電源があれば、PCでのリモートワーク、充電式の扇風機、湯たんぽなどに使えるので、四季を通じて活躍してくれます。

夜間の照明やスマートフォンの充電には、ポータブル電源が便利。小型で軽量なものを選べば、普段使いにも活用できるので一石二鳥です。

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必要最低限のアイテム選び

車中泊に必要なものは、寝具、ライト、飲み物、簡単な食事道具程度で十分。荷物を減らすことで設置や撤収の手間が省け、気軽に車中泊を楽しめます。


この方法のポイントは、車を大きく改造せずとも、軽自動車を普段使いしながら手軽に車中泊を楽しめる点です。

「おしゃれなインテリア空間」を目指すわけではありませんが、シンプルでコストを抑えた実用的な工夫を取り入れることで、快適な車中泊ライフを実現しています。