室蘭の夜は小瓶ビールとナポリタンで決まりである
19時55分、室蘭駅前に到着である。
タイムズに車を放り込んで、さあ今夜の舞台へ向かうのだ。息子の情報によると「五三五」という居酒屋のナポリタンが絶品らしい。
しかしこの店、路地裏にあってまるで隠れ家である。看板も控えめで、知らん人は絶対に素通りしてしまうやろう。
20時ちょうど、ようやく発見して店内へ。

仕事人風おかみさんの小宇宙
店内に入ると、まず目に飛び込んできたのは仕事人風のおかみさんである。
その動きには、長年この場所を切り盛りしてきた矜持がにじんでいた。そして常連らしき還暦過ぎの男女2人組が、すでにナポリタンをすすっているではないか。
「やっぱりそうか」と心の中でニヤリとする。
息子の情報は間違いなかったようである。
小瓶ビールという名の洗礼

まずはビールをと思ったら、出てきたのは可愛らしい小瓶である。
最近の居酒屋では珍しい光景だ。この小瓶がまた、なんとも言えない味わいを演出してくれる。
「ナポリタンとビールって合うんかいな?」という疑問を抱きつつ、まずは玉子焼きと肉厚のミニ餃子で腹ごしらえである。
玉子焼きは優しい味で、餃子は一口サイズなのに肉厚でジューシー。これは期待が高まるというものだ。


ついに登場、目玉焼き入りナポリタン

そしてトリを飾るのは、もちろん目玉焼き入りナポリタンである。
見た目からして、これは普通のナポリタンとは違う。目玉焼きがトッピングされた瞬間に、もはや別次元の料理に昇華している感がある。
一口食べると、これがまた絶妙なのだ。昔懐かしい喫茶店のナポリタンとは一味違う、独特の風味が口の中に広がる。
新参者たちの小瓶洗礼
常連さんたちが帰った後、中年青年男性2人組が入店してきた。
案の定、彼らもナポリタンを注文している。しかし、生ビールを頼んだ時点で「あ、この人ら初めてやな」とバレバレである。
なぜなら、この店にあるのは瓶ビール、しかも小瓶しかないのだ(笑)。
おかみさんも苦笑いしながら「うち、瓶しかないんですわ」と説明していた。これもまた五三五の洗礼である。
3900円の充実感




20時半、五三五を後にする。
お会計は3900円。息子との時間を、ここの空間と食事を楽しませてもらい感謝だ。
路地裏の隠れ家で味わう、至福のひとときであった。
五三五(いさご)基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
店名 | 五三五(いさご) |
ジャンル | 居酒屋 |
住所 | 北海道室蘭市中央町3-7-7 |
電話番号 | 0143-23-7075 |
最寄駅 | JR室蘭本線 室蘭駅 |
アクセス | 室蘭駅から徒歩5分(約212m) |
営業時間 | 月〜金:18:00〜25:00 |
定休日 | 土曜日・日曜日 |
予約 | 可能 |
注意事項:
この居酒屋は地元の人たちに愛される老舗的な存在で、知人・友人との利用に適した雰囲気の店舗として知られています。