【香住#1-2】空の駅あまるべ、そば5枚、そして早めの帰路

余部鉄橋
ノマドマ

兵庫県香美町香住、海と自然が織りなす風景を巡る旅。穏やかな時間が流れる港町で、新たな発見と出会う一日。香住の隠れた魅力や、その土地ならではの体験を紹介します。

双葉荘〜道の駅余部〜空の駅〜魚屋はらとく〜出石仙石そば~竹田城跡駐車場

運転時間:約3時間 走行距離:約140km

目次

香住の朝風呂で、しみじみ

2025年3月9日 6時半、香住の双葉荘で起床。

昨日は矢田川温泉に行ったから、宿の風呂はスキップしてたけど、 今朝はしっかり満喫。 温度もちょうどよく、清潔感もあって、朝から贅沢気分。

「旅館の朝って、なんでこんなに美味しいんやろなぁ」と朝食のかに味噌汁をすすりながら、ふと思う。

家族みんなで囲む朝ごはん、それだけで特別や。

強風の空の駅 あまるべ

9時45分チェックアウト。向かったのは余部鉄橋。 10時20分、道の駅あまるべに到着して資料館をのぞく。

明治45年の完成からおよそ100年間、JR山陰本線を支えてきた余部鉄橋。

平成22年にコンクリート橋へ架け替えられたあとも、駅側の3本の橋脚は現地に残され、 「空の駅」として生まれ変わった。

平成25年からは展望施設として公開されていて、 地上高41メートルから望む日本海の景色は、胸を打つものがある。

10時50分、エレベーターで展望台へ。強風にあおられ、つい笑ってしまう。

空と海が溶け合うような眺めの中、家族の声も風に流される。 こういうのが、旅のだいご味やな。

かに味噌と出石そば、うまし!

魚屋はらとく」で手に入れたかに味噌、これは間違いない。

その後の出石の「仙谷そば」では、注意書きだらけに笑いながらも、 5枚のそばをぺろり。

ツルッとのどを通るそばの風味、最高やった。

注意書きのひとつに「店内撮影禁止」となっていたのでそばの写真はありません。

予定変更も、家族旅の醍醐味

午後は竹田城の予定。竹田城の駐車場まで行くが、次男の体調不良で城跡までは中止。 昨日のサウナがちょっときつかったんかな。

「まあ、無理せんとこ」と早めに帰路につく。

すべてが順調じゃない旅だからこそ、 家族のやさしさや帰る場所のあたたかさが、沁みるんやなぁ。


旅は、風に笑われ、ハプニングに試され、最後は、家族のほほえみで締めくくられる。
──さぁ、次はどこに渡ろうかな。


今回訪問したところ

双葉荘

香美町にあるアットホームな民宿。地元食材を使った家庭的な料理が評判で、旅人にもリピーターが多い人気の宿です。

道の駅余部

余部鉄橋近くに位置し、新鮮な海産物や地元野菜の直売、展望デッキからの絶景も魅力。休憩スポットとしても最適です。

魚屋はらとく

鮮魚店兼食事処。地元の新鮮な魚介を使用した海鮮丼やお惣菜が好評で、テイクアウトも可能。ランチや食材調達におすすめです。

出石仙石そば

出石名物の皿そばが味わえる蕎麦店。小皿に盛られた風味豊かな自家製そばと地元ならではのつゆが旅の楽しみを彩ります。

竹田城跡駐車場

竹田城跡の観光拠点となる駐車場。竹田城跡へのアクセスが便利で、朝霧の雲海や城跡観光に最適です。

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