源泉100%かけ流しの植物性モール温泉

月に一度、帯広を拠点に旅を続ける中で、道の駅おとふけは必ず立ち寄る場所となった。そして、今年(2025年)からは、その道の駅からほど近い場所に、もう一つの新たな「定番」が加わった。それが、旅の疲れを優しく包み込んでくれる鳳乃舞温泉だ。

この温泉は、源泉100%かけ流しの植物性モール温泉という、まさに十勝の恵みを肌で感じられる贅沢さ。琥珀色の湯に身を沈めれば、とろりとした泉質が肌を優しく包み込み、旅の緊張がすっと溶けていくのがわかる。
十勝地方で初導入となるオートロウリュサウナ
特筆すべきは、十勝地方で初導入となるオートロウリュサウナ。熱波がじんわりと体を温め、日常のざわめきを忘れさせてくれる。サウナ好きにはたまらないだろう。そして、日帰り入浴は早朝6時から深夜23時30分までと、旅のスケジュールに合わせて自由に利用できるのが嬉しい。しかも、料金はわずか500円。この手軽さも、何度も足を運びたくなる理由の一つだ。
館内には、大浴場や開放感あふれる露天風呂はもちろん、高温風呂、泡風呂、そして珍しい電気風呂まで、湯船の種類が本当に豊富。44度の熱い湯に最初はたじろいでも、気づけば全ての湯船を巡り、心ゆくまで温泉の恩恵に預かっている自分がいる。タオルセットも270円で借りられるから、手ぶらでふらっと立ち寄れるのも助かる。

鳳乃舞温泉の魅力は、その清潔感あふれる館内、肌に優しい泉質、そしてお得な回数券や豊富な駐車スペースといった利便性の高さにある。旅行者はもちろん、長期滞在のノマドワーカーまで、幅広い層に支持されているのも納得だ。十勝の雄大な自然の中で、心ゆくまで湯に浸かり、体を温める。鳳乃舞温泉は、旅の途中で見つけた、まさに心安らぐオアシスだ。
ノマドワーカーに嬉しい設備も充実
鳳乃舞温泉が旅するノマドワーカーにとって、なぜこんなにも魅力的なのか。その理由は、単に素晴らしい温泉とサウナがあるからだけではない。旅の途中でぶつかる、ちょっとした不便さを解消してくれる設備が整っているのが、またニクいところだ。
まず、館内に設けられたコインランドリーである。移動しながらだと、なかなか洗濯のタイミングって難しいものだが、ここでは温泉とサウナでリフレッシュしている間に、洗濯もできてしまう。

そして、現代のノマドワーカーにとって生命線とも言えるWi-Fi環境もばっちりだ。2025年7月19日時点で、下り371.4Mbps、上り385.9Mbpsという爆速の通信速度は、まさにストレスフリー。ちょっとした調べ物から、オンライン会議まで、サクサクこなせるのは本当に助かる。
残念ながら、休憩所には作業用の机や電源はない。しかし、ソファに座って、膝の上にノートパソコンを置いて作業するスタイルも、旅の醍醐味の一つだろう。ミニポータブル電源を持参すれば、バッテリーの心配もいらないから安心だ。

鳳乃舞温泉は、心と体を癒すだけでなく、旅を続けるノマドワーカーの「かゆいところに手が届く」ような配慮が行き届いている。まさに、旅の拠点としても最適な場所なのである。
鳳乃舞温泉 基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 天然温泉ホテル鳳乃舞音更(ほうのまい おとふけ) |
住所 | 北海道河東郡音更町木野西通17丁目5番地13 |
電話番号 | 0155-43-5191 |
営業時間 | 6:00~23:30(最終受付23:00) |
定休日 | 年中無休 |
入浴料 | 大人(12歳以上):500円、小学生:140円、幼児(0~5歳):無料 |
回数券 | 入浴回数券(10枚)4,000円/セット付回数券(10枚)6,000円 |
温泉泉質 | ナトリウム-炭酸水素塩泉(モール泉、低張性中性温泉) |
主な効能 | 冷え性、関節痛、皮膚病、五十肩、消化器病、神経痛、筋肉痛、疲労回復ほか |
主な設備 | 大浴場、高温風呂、泡風呂、電気風呂、水風呂、露天風呂、サウナ |
コインランドリー | 地下1階、利用時間6:00~22:00(22:00以降は利用不可)、洗濯機3台・乾燥機3台(1回200円/60分200円)、洗剤は温泉受付で販売 |
特徴 | 源泉100%かけ流し、オートロウリュサウナ、無料Wi-Fi、売店、広い駐車場完備 |
アメニティ | ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー、タオルセット(有料270円) |
アクセス | JR帯広駅から車で約15~20分、音更帯広ICから約7分 |
備考 | 朝から日帰り入浴可、宿泊も可能、サウナ・水風呂が人気 |
- コインランドリーの利用時間は6:00~22:00ですが、洗濯終了は22:00までに済ませてください。
- 洗濯機・乾燥機の利用は各200円、洗剤は受付で購入可能です。
- 宿泊・入浴者どちらでも利用できます。
- 詳細は最新の公式HPまたは現地で要確認をおすすめします。
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