帯広の拠点〜鳳乃舞温泉〜びっくり肉の市〜ビート資料館〜神田日勝記念美術館〜福原記念美術館〜焼肉まるよし〜道の駅しかおい

帯広〜鹿追を巡る、アートと焼肉と温泉の1日旅。神田日勝と福原記念の美術館を歩き、次男と焼肉まるよしで再会を祝う。鳳乃舞温泉やビート資料館も訪れた1日の記録。
よければ、一緒に旅気分を味わってみてください。
神田日勝と福原記念、美術館を歩く日
2025年夏の北海道車中泊の旅(Part14)
3日目:2025/07/19(土)
運転時間:約2時間13分 走行距離:約69km
小雨の帯広、鳳乃舞温泉で蒸される
小雨の朝。拠点で6時に目を覚ました。少し肌寒い空気の中、4月のブログをリライトして画像を差し替えたり、少しずつ整える時間が心地いい。7時45分、ガスコンロとガス缶、そしてフライパンを積んで、ゆっくり出発。
向かったのは音更の鳳乃舞温泉。最近のお気に入り。早朝6時から開いているのとサウナが最高に効く。途中、白い花を咲かせるじゃがいも畑が広がっていて、やわらかい曇天に映えていた。


8時20分に到着。土曜だからか、初めて第二駐車場へ。ここのサウナ、やっぱり最高。ローリューで一発汗が噴き出す。今日は水風呂14度。外気浴の椅子は全部埋まってたので、水風呂だけで整える。
風呂上がり、館内のWi-Fiが爆速。下り371.4mbps、上り385.9mbps。気持ちよく一仕事できた。6時から23時まで使えるコインランドリーもあって、旅人にもありがたい場所。


ウニ争奪戦とびっくり肉の市
9時5分の鳳乃舞温泉を出る。小雨はまだ続いてる。目指すは「びっくり肉の市」併設の生鮮館。目的はウニ!


9時半着、なんとかウニ4舟40000円でゲット。これで終わりだそうだ。開店すぐで売り切れって、どうなっとんねん。(笑)
聞くと、業者が先に買っていくそう。虎杖浜のたらこも1000円で購入。




拠点でウニ丼、息子のPCトラブル
拠点に戻って、10時半にはウニ丼を作ってノンアルで乾杯。うまい。…しかし、息子のノートPCを開けるとファンエラー。さあ、こっからが今回の“修理旅”の始まり。






10時45分、稲田の複合施設へ。パソコン工房は修理を断られ、ブロアを買って様子を見るもダメ。エディオンでエアダスターを買って応急処置。




看板にひかれてビート資料館へ




11時45分、麦音の隣にある「ビート資料館」へ。気になってたけど、ようやく立ち寄れた。十勝の大地と共に歩んだ甜菜(ビート)の歴史。動画や展示で、ペーパーポットや十勝鉄道、パッチワークの風景の秘密など、地元の人の声も含めて知れたのが嬉しかった。
館長の佐藤さん、帯広畜産大学出身の60歳。気さくで知的な方。最後に記念撮影までしていただいた。静かな場所に、熱い情熱が眠ってた。


神田日勝と生の衝撃


道の駅鹿追へ向かう途中、麦の収穫跡の畑を撮影。息子が麦の集荷場の交通整理のバイトしてたことを思い出す。14時34分、道の駅しかおい着。静かで過ごしやすい雰囲気。




14時45分、神田日勝記念美術館。32歳で亡くなった画家の作品は、命をむき出しにしたような絵だった。朝ドラ「なつぞら」の天陽モデルでもある。画面にこびりついたような迫力に胸を掴まれる。生を描くとは、こういうことか。


福原記念美術館、予想外の収穫
15時45分、福原記念美術館へ。庭にオブジェが点在し、館内は採光設計も美しい。
夏目漱石や樋口一葉の直筆、神田日勝の作品、小笠原実好さんのユニークな展示。ノマドスペースとしても使えそう。Wi-Fiも高速。次回はここで美術館&ノマドの贅沢デーを計画したい。




息子と「焼肉まるよし」へ
夕方、再び道の駅へ。居酒屋やラーメン屋、コンビニも徒歩圏にそろってて、ここ鹿追の道の駅のロケーションは本当に神。18時から息子と「焼肉まるよし」。昨日の焼き鳥に続き、今夜は焼肉で乾杯。彼はノンアル、自分は黒霧をキープしていたので、生ビールの後で焼酎の炭酸割。




キャンピングカーの家族が隣の席に。もしかしてブログ見て来た?(笑)
AIとの付き合い方について語り、19時半、息子は拠点に戻る。
深夜のひとり時間と焼酎と
20時半、ひとりでまだ飲んでる。こんな夜が、好きや。22時に店を出て、セイコマとセブンで炭酸と氷と炭水化物を調達。22時40分、道の駅で三石焼酎の炭酸割りをやりながら、夜が更ける。旅を重ねるごとに、利便性とフードロス、そして身体との付き合い方に少しずつ考えることが増える。今日もよう動いたな。


ほな、また!
今回訪問したところ
鳳乃舞温泉(天然温泉ホテル鳳乃舞 音更)
十勝・音更にある天然モール温泉のホテル併設型温泉施設。サウナ(オートロウリュ導入)と水風呂、男女別露天風呂を備え、日帰り入浴も可能。地元利用者が多く、全館にWi-Fi完備。
びっくり肉の市(肉のびっくり市 直売店)
帯広にある地元密着の精肉&生鮮市場。新鮮なウニやたらこ、十勝産肉、鮮魚、青果まで幅広く対面販売。西店は土日のみ営業、東店直売所は平日も営業。精肉だけでなく、鮮魚や惣菜も豊富。
ビート資料館
甜菜(ビート)と北海道の砂糖づくりの歴史を紹介する体験型資料館。旧帯広製糖所工場跡地に建ち、工場模型や農機具、砂糖製造資料も展示。館長による案内や映像上映もあり、見学の満足度が高い。
神田日勝記念美術館
北海道出身の洋画家・神田日勝(1937–1970)の代表作や素描、関連資料を展示。命を見つめる独自のリアリズム表現に触れられる。代表作《馬(絶筆・未完)》が展示されている静謐な空間。
福原記念美術館
文学・美術・現代アートを網羅し、地元・十勝のアーティストから日本の著名作家まで多数展示。5展示室に約150点、庭園も美しい。無料Wi-Fiあり。カフェ・ランチ営業も併設。
焼肉まるよし(鹿追町)
鹿追町元町にある地元で人気の焼肉店。札幌・十勝産の上質肉を提供、ボトルキープも可能。旅人にも親しまれ、地域に密着した営業スタイル。営業時間:火~日曜16:30~22:00、月曜定休
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