🚗 道の駅十勝川ガーデンスパ〜鳳乃湯〜美蔓パノラマパーク〜清水円山展望台〜十勝千年の森〜帯広市内

北海道・十勝での車中泊旅行記(2025年5月30日)。早朝の十勝川温泉からスタートし、「なつぞら」の舞台としても知られる清水円山展望台や美蔓パノラマパークからの絶景を巡ります。十勝千年の森では名物「ホエイサイダー」を味わい、帯広では閉店間際のラーメン店「火車」へ。夜は20歳になった息子と初めて晩酌を交わした、感動と出会いが詰まったドライブ旅の記録です。
雄大な風景と、ちょっと切ない油そば
2025年春の北海道車中泊の旅(Part12)
7日目:2025/05/30
運転時間:約3時間20分 走行距離:約132km
朝もはよから温泉と橋
5時起き。十勝川ガーデンスパの静かな空気に包まれた車内から外へ出ると、湿った土と、ほのかに草の青い香り。
鳳乃湯に向かう途中、ふと十勝中央大橋に立ち止まる。
橋の放射線状のケーブルが、大地から空へ向かって“想い”を解き放ってるように見えてシャッターを切った。


そんな時、すれ違ったのが札幌から来たという老夫婦。こっちが神戸ナンバーなので「神戸からですか?!」と驚かれて笑った。
これから橋を徒歩で渡るらしい。年齢なんて関係なく元気な人は元気やな、とこちらも驚いたわ(笑)。
日高山脈と虫除けスプレー
鳳乃湯を出て、向かったのは美蔓パノラマパーク。朝の澄んだ空気の中、畑と牧草地がグラデーションになっていて、奥にはまだ雪をまとった日高山脈。


完璧な絵やな……って思いながらも、ハエの襲撃に耐えきれず虫除けスプレー発動。自然の中での仕事には、それなりの装備がいるもんや。


「なつぞら」の舞台、清水円山展望台
そこから十勝円山展望台へ。細い山道を越えて着いた場所で広がるのは、まさに“朝ドラ的”風景。
遠くの山並みと、手前の畑が、あんまりにも見事で……言葉が止まった。


声をかけてくれた地元の女性は、「十勝千年の森もいいですよ」と勧めてくれた。車のナンバー(神戸)を見ると、つい話しかけたくなる気持ち、わかる気がする。


森のヤギとサイダーと、芝生と汗
十勝千年の森は、ほんまに“整ってる自然”という感じ。ヤギが芝生でのんびりしてて、こっちは汗だくで歩いてる。








入場口のそばのお土産売場で見つけた「ホエイ味のサイダー」。どんな味かまったく想像できんけど、旅先の好奇心には逆らえなかった。
受付のお姉さんが丁寧で、ホエイ味のサイダーを試したら……これがうまい。炭酸ヨーグルト系で、チーズ感はゼロやけど新鮮。


火車、最後の一杯かもしれん
ずっと気になっていた。あの赤いのぼりと「火車(ひのくるま)」という名前。
前を通るたびに、どんな味なんやろ、って思ってた。昭和レトロな丸い看板と赤い暖簾、格子の入った窓——店構えがあまりにもインパクトありすぎて、ずっと躊躇してた。


でも今日こそはと意を決して扉を開けた。


オイリーやけど、それがいい。スパイスちょい足しで味変も効く。店主と常連の会話から、どうも閉店が近いと知る。
会計時、やっぱり6月15日で閉店と聞いて、寂しいような、ギリ間に合ったような、不思議な気持ちになった。
夜の帯広、20歳になった息子と語らう
拠点に戻ってからは、洗濯とシャワー、そしてひと仕事。
夕方からは「幸せの黄色いハンカチ」をAmazon プライムで鑑賞。
先日道の駅りくべつで、網走と夕張だけでなく、ここもロケ地だったということを知って、無性に見たくなった。
実際に旅した場所が映画の中に出てくると、なんとも言えん感慨深さがある。
映画を見終わって、新しいニューバランスを履いて街へ。ノンアルとビールを買いにセリアとダイイチへ行って、夜は息子と「わ〜るど」で語らう。
息子と晩酌するのは初めて。
2週間前に二十歳の誕生日を迎えたばかりで、この日をずっと楽しみにしてた。
帯広に来て、仲良くなったわ〜るどの店長からも北海道情報、いろいろ仕入れた。


そして、また拠点に戻ってからは、礼文島こんぶ焼酎とほたて貝紐。……今日もええ一日やった。
ほな、また明日!
今日のノマドマのスナップ


今回訪問したところ
道の駅 十勝川ガーデンスパ
鳳乃湯
美蔓パノラマパーク
清水円山展望台
十勝千年の森
火車(ラーメン店)
わ〜るど
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