【北海道・日勝峠越え】空港へ向かう最終日

雪に覆われた日勝峠の展望台に立つ標識と、峠の向こうに広がる十勝平野の眺め。旅の終わりに立ち寄った峠で、道のりを振り返るひととき。

🚘 帯広〜芽室・報徳橋〜日勝峠〜道の駅樹海ロード日高〜二風谷コタン〜新千歳空港

ノマドマ

北海道車中泊旅行記(2025年4月5日)。日勝峠を越えて新千歳空港へ向かう最終日。十勝平野の雄大な景色や残雪の山々を望む、バンライフでの感動的なドライブ体験を綴ります。春の北海道の自然美を感じる旅の記録。
よろしければ、一緒に旅気分を味わってみてください。

目次

北海道最終日、日勝峠から二風谷を抜け空港へ

2025年春の北海道車中泊の旅(Part11)
7日目:2025/04/06
運転時間:約4時間 走行距離:約164km

帯広を発ち、最終日の幕開け

最終日の朝は6時きっかりに起床。
起きてすぐ、6時10分には帯広の拠点を出発した。
6時17分、わ〜るどの駐車場から車を出すときに、「停めさせてもらってありがとうございました。」と心の中で感謝した。本当に助かりました。

帯広に来たらブルーで散髪、わ〜るどで飲みは確定やな。

さあ、北海道最終日。寄り道しながら、新千歳空港へ向かう。

北海道十勝の春、白樺並木が続く農道の先に雪をかぶった山々が見える風景
十勝の白樺並木と、遠くに連なる雪山を望むまっすぐな道

芽室から日勝峠へ、凍った展望台

6時40分、芽室を西に走り出し、8分ほどで日高山脈が現れた。まだ太陽が低く、雪解け水をたたえた川と真っ白な山が神々しい。

7時過ぎ、芽室の久山川・報徳橋から見た日高山脈はまさに絶景だった。雪解け水が流れる川が翡翠色にきらめき、風はまだ冷たい。

北海道芽室町の久山川、報徳橋から望む日高山脈と残雪の森、雪解け水が流れる春の川の風景
芽室の久山川・報徳橋から眺める日高山脈。雪解け水が翡翠色にきらめき、まだ冷たい風が吹く春の絶景

7時45分、日勝峠展望台に着いたが、足元はまだ凍っていて危なかった。空気が張り詰めていて、深呼吸すると肺が痛いぐらいだ。


ピクセル不調、峠を下る

動画を撮ろうとしたが、Pixel 7が突然沈黙。電源が入らない。まあええか、と下り始める。

日勝峠の9合目、7合目、5合目……と数字が減るごとに景色も春らしくなっていく。7合目では風が穏やかになり、5合目あたりから雪はほとんど消えた。

8時40分、道の駅樹海ロード日高に到着。まだ眠そうな博物館の前で岩を撮り、冷たい空気を肺に詰め込んだ。
道の駅樹海ロード日高に到着。眠気を覚ますような冷たい空気と、冬の静かな街並みが広がる

8時40分、道の駅樹海ロード日高に到着。まだ眠そうな博物館の前で岩を撮り、冷たい空気を肺に詰め込んだ。


沙流川と二風谷コタン

セイコーマートでバナナとホットストロングブレンド2杯を買い込み、9時に出発。

沙流川は、相変わらず美しい翡翠色だった。川辺に車を停めてシャッターを切る。

北海道沙流川の翡翠色に輝く清流と冬枯れの木立に囲まれた川辺の風景
沙流川は、相変わらず美しい翡翠色だった。川辺に車を停め、冷たい空気の中でシャッターを切る

9時37分、振内のセイコーマートでおにぎりと唐揚げを買い、平取町の種馬牧場で馬の写真も。

北海道平取町の種馬牧場で草を食む馬たちと仔馬たち、冬枯れの林を背景にした放牧風景
平取町の種馬牧場にて。仔馬たちが寄り添いながら、のんびりと草を食む姿が印象的

10時過ぎ、二風谷コタンではアイヌ文化を紹介する博物館や沙流川博物館をじっくり1時間半ほど見学させていただいた。


空港近くのパーキング

空港まで直行することにして車を走らせる。途中でピクセル6が奇跡的に復活。

11時32分、平賀を通過し、残り45km。

12時15分、大川原パーキングに到着。まるで工事現場みたいな駐車場で少し笑う。

12時34分、送迎バスにひとり乗り、12時42分に新千歳空港に到着。


旅の締めくくり

空港で荷物を預け、PCに動画をコピーしながら保安検査を終えた。搭乗は13時45分。

新千歳空港の窓際カウンター席に設置されたノートパソコンとボトル、仕事や作業の様子
帰りの新千歳空港。窓から滑走路を眺めながら、旅の締めくくりにひと仕事

飛行機は少し遅れて14時15分に離陸。機内でコーヒー(300円)を飲みながら、今回の旅のメモを書き記し、旅の余韻を楽しみながら帰路につく。

ほな、また!


今回訪問したところ

芽室・久山川報徳橋

芽室の久山川にかかる報徳橋から、日高山脈と雪解け水が美しい景色を撮影。

日勝峠展望台

峠の展望台は雪と氷でまだ滑りやすかったが、張り詰めた空気が気持ちいい。

道の駅樹海ロード日高

日高山脈博物館の前の岩や周辺の風景を撮影。セイコーマートでバナナとコーヒーも。

沙流川

平取町の沙流川は翡翠色で、思わず撮影。冷たい水がきらめいていた。

二風谷コタン

アイヌ文化の博物館や沙流川博物館を見学。木彫りや資料をじっくり見て過ごした。

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