帯広百年記念館~あじ福 みなみ野店~スポーツデポ~ニトリ~炭焼ステーキ ビーフインパクト フレスポ帯広店
帯広の百年の歴史と味にインパクトを覚えた日
2024年夏の北海道車中泊の旅(Part7)
5日目:2024/08/10
帯広百年記念館:2度目の訪問で見えてきた帯広の深み
4時半、目覚める。窓の外はまだ薄暗いが、「早起きは三文の得」と自分を奮い立たせて起きる。まずは6時15分にシャワーを浴びてスッキリ。そして洗濯。こうして旅の朝は日常の延長線上で始まる。「こういう小さなタスクが旅のリズムを作るん」と自己満足。
9時、帯広百年記念館へ足を運ぶ。これで2回目の訪問だが、「また行きたい」と思わせるのがこの施設の魅力だ。地元の歴史や文化が詰まった展示は、初回とは違った角度で新しい発見をもたらしてくれる。
館内を歩きながら、「ああ、こうして帯広という街は作られてきたんやな」とまた妙に感心してしまう。
2度目だからこそ、展示の細かい部分にも目が行く。開拓時代の苦労がにじむ写真や、農業の発展を支えた人々のストーリー。「自分が住んでたら、ここでどんな仕事をしてたやろ?」なんて思うと、また訪れたくなる不思議な施設だ。
歴史や文化に触れるたびに、帯広が少しずつ身近に感じられる。「次に来る時は何が見えるんやろ?」と期待しながら、記念館を後にした。
あじ福:帯広ソウルフード「元祖あじ福 中華ちらし」に舌鼓
11時、ラーメン屋「あじ福」に到着。メニューを手に取るものの、迷う余地はない。ここに来たらやっぱり「元祖あじ福 中華ちらし」だ。帯広のソウルフードとして知られるこの一皿。
席に着いてしばらくすると、熱々の丼が目の前に運ばれてくる。中華スープがたっぷり染み込んだご飯の上に、具材が色鮮やかに並んでいる。その見た目だけで、「これ、間違いないやつや」と確信。スプーンでひと口運ぶと、スープのコクと具材の旨みが絡み合い、少し甘味が口の中に広がる。
どこか懐かしさを感じるこの味。「毎週来ても飽きないんちゃうか?」と真剣に思うほどの中毒性だ。帯広に根付く理由が一口ごとに理解できる。
食べ終わる頃には、「これ、もっと早く来てたら良かった」と軽く後悔しつつ、次も絶対来ようと心に決めた。「中華ちらし」、なるほど、これぞ帯広のソウルフード。
ダイソーと唐揚げ:日常の小さな楽しみ
12時半、ダイソーで買い物。雑貨をあれこれ物色する時間は、旅先でも変わらない楽しみだ。その後、戻ったダイイチへ。唐揚げを買い足し、昼寝に突入。唐揚げが夢の中に登場しそうな予感がしたが、残念ながらぐっすり眠って何も覚えていない。
18時、スポーツデポでシューズを購入。「さて、次はニトリや」と追加ビーズを買い足す。「何に使うか?」は秘密だが、これで何かが完成するはずだ。
ビーフインパクト:ハラミ300g事件
18時半、ビーフインパクトで夕食。ポークステーキ300gだけを注文したつもりが、ハラミステーキ300gも頼んでしまっていた。「え、こんなに頼んだっけ?」と目を疑いながらも、プレートを前にして後には引けない。「これ、確認不足やな」と反省しながらも、ポークステーキ300gと300gのハラミをもくもくと食べる。
仕事のことも頭をよぎる。意思疎通がうまくいかなかったことが続いている。「これも確認不足やな」と、ハラミ300gと仕事を重ね合わせてさらに反省。次はちゃんと確認をとろう。
19時半、ダイイチでモズク、バナナ、アイスを購入。「これが夜の小さな贅沢や」と思いながら部屋へ戻る。19時40分、ようやくまったりタイム突入。窓の外には静かな帯広の夜が広がる。
帯広の歴史に触れ、晩成温泉への思いを馳せる夜
帯広の街を一日歩き回り、買い物をして、美味しいものを食べて、そして少し反省もして、ようやく部屋でまったりとした時間が訪れる。19時40分、アイスを片手にビーズソファに腰を下ろす。
その一方で、帯広百年記念館で触れた歴史が心に残っていた。開拓時代の苦労や、土地を切り開いた人々の姿に思いを馳せるうちに、「これは行くしかない」と決めたのが晩成温泉だ。晩成温泉は、帯広を開拓した晩成社にちなんで名付けられた場所で、その名前だけでも歴史の重みを感じる。
晩成社は、帯広を中心とした十勝地方を開拓した集団だ。新しい土地を切り開き、農業を基盤にした街を作り上げた彼らの情熱と覚悟。「その歴史の一端を感じられる場所に浸かるのも悪くないな」と思い、明日の予定に晩成温泉を組み込むことにした。
帯広の一日は、こうして静かに終わるが、歴史の響きが明日への小さなきっかけをくれた気がする。アイスの甘さに癒されながら、静かな夜が更けていった。
ほな、また明日!
今回訪問したところ
帯広百年記念館
あじ福 みなみ野店
炭焼ステーキ ビーフインパクト フレスポ帯広店







