関空から新千歳 | 十勝帯広へ─広がる風景と地元の魅力を感じる【北海道】

道の駅 樹海ロード日高~日勝峠~Noodle&Kitchen わ~るど

北海道の大自然を満喫!ロードバイクと下道ドライブの旅

2024年4月春の北海道の旅 Part2
初日:20274/04/18 5時間24分:221km

2024/4/18ルート

LCCピーチでの旅、機内持込荷物オーバーから学ぶ軽量化のコツ

北海道上空からの景色

北海道上空からの景色

2024年4月18日(木)この日は自宅からスタート。朝風呂後、洗濯を済ませ、前日に輪行用に収納したロードバイクを車に乗せ5時50分に関空へ向けて出発。

湾岸線が工事中だったため、下道で迂回しながら、18時半に関空第2ターミナルの第5駐車場に到着。

今回も利用したのはピーチ。機内持ち込み手荷物の7kg制限をオーバーしてしまった。本が重かったのようで、予想以上に荷物が増えていた。

ピーチでは、機内持ち込み手荷物の制限は7kgまでで、サイズは3辺の合計が115cm以内(55×40×25cm以内)と定められている。

次回は荷物を軽量化し、ガイドブックなどの本は持っていかず、電子書籍のQRコードを読み取り、スマホで読むようにして、小説や漫画などはKindleにし、軽量パッキングでスムーズな搭乗を目指そう。

空の旅とレンタカー

ダイハツタントをレンタカー

ダイハツタントをレンタカー。後部座席を倒してロードバイクを積み込む。

9時25分に関空を離陸し、11時5分に新千歳空港に着陸。到着後は北海道トラベルレンタカーの送迎車で移動し、ダイハツタント(走行距離42686km)をレンタル。

後部座席を倒して、なんとか輪行袋も収まった。12時10分に出発して帯広を目指す。今回は高速道路を使わず、一般道を走りながら北海道の広大な景色を楽しむ旅にする。

道中、牧草地や点在する小さな集落、遠くに見える山並みが広がり、日常の喧騒を忘れさせてくれる。途中で地元の道の駅に立ち寄り、新鮮な野菜や名産品をチェックするのも楽しみのひとつ。

ドライブの合間に車を停めて写真を撮ったり、時間に縛られない自由な移動が下道の醍醐味である。道中の出会いや景色を味わいながら、目的地の帯広を目指す。

タント

帯広の十勝が丘展望台からの景色を楽しむ。

北海道らしい風景に感動

道中の牧場

道中の牧場

234号線を東へ進むと、視界に広がったのは、まさに北海道らしい雄大な風景。その中でも特に目を引いたのが、「今(こん)農場」と呼ばれる広大な農場。

どこまでも続くかのような広い畑や、青々とした景色は、まるで絵画の中に入り込んだような気分にさせてくれる。

本州ではなかなか目にすることのない、この圧倒的なスケールの農場を目の当たりにし、「さすが北海道」と感動。

今(こん)農場の馬たち

今(こん)農場の馬たち

ドライブ中には、途中でポイントショップに立ち寄り、750円分の食料を調達。コンパクトな店内には、観光地の賑やかさとは異なる、落ち着いた雰囲気が漂っていて心が和む。

こうした気軽な立ち寄りができるのも、下道移動ならではの魅力。少し早めのお昼を軽く済ませながら、先を急ぐことなく旅を楽しむ贅沢を味わう。

ポイントショップひらお

ポイントショップひらお(全日食チェーン)。

その後、13時ごろには夕張市に到着。この頃には雨もすっかり上がり、さっきまでどんよりしていた空が少しずつ明るさを取り戻してきた。

空気は一段と澄んでいて、雨上がり特有のひんやりとした清涼感が心地いい。

北海道の広大な自然に囲まれながら、こうしたちょっとした変化を体感するのも、この旅の楽しみの一つ。まだまだ続く道のりに期待が膨らむひととき。

道の駅 樹海ロード日高

道の駅 樹海ロード日高

道の駅 樹海ロード日高

石勝樹海ロード(274号線)を走りながら、車内ではHBCラジオが心地よく流れる。

北海道のローカルな情報や軽快なトークを耳にしながらのんびりドライブを楽しむ時間は、まさに長距離ドライブの醍醐味といえる。

緩やかにカーブを描く道や、窓越しに見える広がりのある景色が、どこまでも続く北海道らしい旅情を感じさせてくれる。

道中、交通量が少ないのも心地よさの一因で、自然と自分のペースで走れるのが嬉しいところ。

14時10分には日高町に到着。この頃には道の駅 樹海ロード日高に立ち寄って休憩を取ることにした。駐車場に車を停め、道の駅を見て回る。

地域の特産品やお土産が並ぶ中、地元の野菜や加工品が目に留まる。

こうした道の駅ならではの発見があると、旅の楽しさがさらに膨らむ。外に出ると晴れ渡った空が広がり、清々しい風が吹き抜けていた。

日高山脈博物館

道の駅 樹海ロード日高に隣接している「日高山脈博物館」

道の駅の隣にある「日高山脈博物館」は日高山脈の雄大な自然と、人とのかかわりを、地質や岩石の観点から紹介する博物館。
日高山脈博物館
〒055-2301 北海道沙流郡日高町本町東1丁目297-12
Tel・Fax 01457-6-9033

日勝峠~清水町を経由して十勝帯広へ

清水町日勝峠

清水町日勝峠 展望台

その後、14時53分には日勝峠に差し掛かり、川の流れる美しい風景を見つけて車を停め、しばし撮影タイム。さらに峠を登り、標高770mの5合目に到達。

ここでも車を降りて写真を撮りながら、眼下に広がる山々や自然の絶景を堪能する。高地ならではの澄んだ空気と、心を癒す景色に囲まれて、改めて北海道の魅力を感じた。

日勝峠から見る景色

日勝峠から見る景色

「残雪や 峠越えれば 酪農村」石碑

「残雪や 峠越えれば 酪農村」石碑

沙流川

沙流川?

清水町から御影方面へ右折すると、目の前には真っ直ぐに伸びる道路が続く。

片側には力強い日高山脈、もう片側には広大な十勝平野という、まさに北海道ならではの雄大な景色が広がる。

どこまでも続く広い空と大地を感じながらのドライブは、心を開放的にしてくれる。

16時5分には十勝御影のセブンイレブンに立ち寄り、コーヒーを購入。ほっと一息つきつつ、さらに38号線を直進して、次の目的地へ向かう。一本道の旅がこんなにも心地よいとは。

芽室町を越え、北海道ガーデン街道のキセ西19号を右折。広がる自然の中を進むと、ようやく16時48分に帯広市の拠点へ到着。長旅の疲れを感じつつも、ここから新たなひとときが始まる。

帯広の拠点に到着後にロードバイクの組み立て

輪行をしてきたロードバイクを開封する

輪行をしてきたロードバイクを開封する。

持参した輪行袋から解体したロードバイクを取り出し、組み立て作業をスタート。これで旅先でも快適に自転車移動が楽しめる。

拠点を作って、初めての夕食をどこに行こうか迷った末、事前に食べログで調べて気になっていた「炭焼きとんとん」を訪れることに。

期待に胸を膨らませてお店に向かったが、残念ながらお休み。気を取り直して周囲を見渡し、帯広のソウルフードの「インディアンカレー」の隣にあった「わ~るど」という居酒屋に入ることにした。

わ~るど店頭

居酒屋わ~るどの看板がありますが、ラーメンも美味しいです。

「わ~るど」は地元の人々にも親しまれているようで、店内は地元のグループで賑やかな雰囲気。メニューも充実しており、一人でも気軽に食事が楽しめた。炭焼きとんとんには行けなかったものの、こちらのお店でお腹を満たすことができた。

その後、夕食を終えてスーパー「ダイイチ」に立ち寄ると、ちょうど半額セールの時間帯。焼き鳥と串カツを発見し、思わず購入。どちらも手頃な値段で購入でき、翌日の軽食にピッタリ。

一人での夕食は少し寂しい気もしたが、地元の飲食店やスーパーを巡る中で、小さな発見と充実感を味わうことができた。

北海道ならではの広大な景色と穏やかな時間に癒された一日。明日はネットで調べてアタリをつけた中古車の実車を見に行く予定。

ほな、また明日!

今回訪問したところ

道の駅 樹海ロード日高

日勝峠

Noodle&Kitchen わ〜るど

 

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