層雲峡オートキャンプ場~当麻町フィールドボール場クラブハウス~パッチワークの路~道の駅 びえい「白金ビルケ」~白金青い池~吹上露天の湯~湯元 凌雲閣~ファーム富田~ラーメンロッキー 狩勝店~横浜家系ラーメン 真田家
コンテンツ
層雲峡の車中泊スタートの人気定番の北海道を満喫
2024年夏の北海道車中泊の旅(Part6)
5日目:2024/07/06
層雲峡から美瑛へ、快晴の朝とドライブの始まり
2024年7月6日(土)
層雲峡オートキャンプ場で朝5時に起床。昨晩は一時的に大雨が降ったけど、今朝は見事な快晴。早々に準備を済ませ、6時半に出発するも、近くのソロキャンパーたちが昨晩楽しんでいたBBQの匂いが車内にこもっている。
リアゲートを開けたまま寝ていたせいか、バスタオルカーテンに匂いが染み付いたみたい。洗濯するまで我慢するしかないな。

層雲峡オートキャンプ場情報 層雲峡オートキャンプ場について 名称: 層雲峡オートキャンプ場 住所: 北海道上川郡上川町清川 TEL: キャンプ場管理棟: 01658-5-3368 層雲峡観光協会: 01658-2-1811 休館日: ...
上川郡当麻町:フィールドボール発祥の地
美瑛までの運転中、ふと立ち寄った上川郡当麻町で「フィールドボール発祥の地」という看板を見かけた。この町がフィールドボールというユニークなスポーツの生まれ故郷らしい。
フィールドボールは当麻のオリジナルスポーツらしい。ゴルフを手軽に、誰でも楽しめるようにと、硬式テニスボールをピッチングウエッジで打ち、コースを回るスポーツ。町営野球場の周辺にコースが設けらている。
寄り道で立ち寄っただけやけど、この土地ならではの文化を知ることができて、ちょっと得した気分になった。
美瑛 パッチワークの路
8時20分に美瑛の「パッチワークの路」へ到着。このエリアは美瑛の代表的な観光スポットで、広大な丘陵地帯に広がる農作物の畑がパッチワークのように見える美しい景色が特徴。
車を走らせると「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」など、フォトスポットとして有名な場所が点在している。
この時間帯からすでに観光バスが2台停まっていて、多くの観光客が写真を撮っていた。静けさは少し欠けるが、朝の光が差し込む畑の風景は美しい。
白金青い池と道の駅白金ビルケ|幻想的な景色と観光の拠点
9時10分に「道の駅 白金ビルケ」へ立ち寄る。この道の駅は、十勝岳登山や白金温泉、青い池へのアクセス拠点として知られるスポット。施設内では地元産の野菜や特産品が並び、カフェも併設されていて、登山や観光の途中でひと息つける場所。この時期は多くの観光客が立ち寄り、にぎわいを見せていた。
9時25分に「白金 青い池」へ到着。駐車場料金は500円。ここは北海道を代表する観光スポットの一つで、青い水面と立ち枯れた木々が幻想的な風景を作り出している。この日も多くの観光客が訪れ、昨日の神の子池の静けさとはまったく違うにぎやかさを感じた。景色は確かに美しいけど、静かに鑑賞するというわけにはいかない。それでも、湖面の青さと独特の景観は訪れる価値あり。
吹上露天の湯|「北の国から」ロケ地の秘湯体験
10時に吹上露天の湯に到着。美瑛町の山奥、なんとも言えない秘湯感がたっぷり漂う。ドラマ「北の国から」のロケ地だとかで、田中邦衛と宮沢りえが温泉に浸かりながら語り合った場所らしい。そんな話を聞くと、自然とその映像が頭に浮かんでしまうのが不思議だ。
駐車場から砂利道をちょいと歩くと、目的地の露天風呂に到着。小ぢんまりとした湯船が静かな山間にぽつんとたたずんでいる。
先客は年配の方が3人。地元のおじいさんも混じって、なにやらのんびり湯気と語らっている風情。こっちは、小さな脱衣場で服を脱ぎ、寒い空気に身を縮めながら湯船に近づいた。
いざ足を入れると――驚くほど熱い!まるで鍋の中に入った気分だ。
「先に足を洗って入らないと」と地元のおじいさんが一言。あわてて湯船を飛び出して足を洗うと、「もう入ったんだから今更一緒だ」と笑われる。まあ確かに、その通りだ。
上段の湯が特に熱いらしく、おじいさんは悠々と浸かっているが、こちらにはとても無理。仕方なく下段に移動するが、そこは逆にぬるすぎる。これまた困った。結局、再度上段に挑戦するが、湯の熱さにじっとしていられず、すぐに湯船から上がってしまった。
湯から出ると、地元のおじいさんが目を細めて苦笑い。「若いのにだらしないなあ。これくらいで出るとは」
ぐさっと刺さる一言。確かに、周りを見渡せば年配の方々が悠々と湯に浸かっている。それに比べて自分のへたれ具合よ。しかも気温は真夏の陽気で、むしろ暑い。湯から上がった直後に冷えるどころか、汗がにじんできて、これまた情けない気分になる。
とはいえ、この熱湯と汗ばむ空気のミスマッチ感は、案外クセになりそうな気もする。湯煙の中、もう少し湯の耐性を鍛えようと密かにリベンジを誓いながら、露天風呂を後にした。
吹上露天の湯の魅力
吹上露天の湯の魅力はその素朴さにある。自然の中にそのまま湧き出る温泉は、地元の人々によって維持され、観光客も無料で利用できるという懐の深さが特徴。泉質は硫黄泉で、ほんのり硫黄の香りが漂い、湯温はやや熱め。大自然の中、鳥のさえずりや風の音を聞きながら浸かる温泉は、心身ともにリラックスできる。
「北の国から」の世界観を感じながら温泉に浸かる時間は、ドラマファンにとって特別な体験。さらに、周囲には美瑛や富良野といった観光スポットも点在していて、温泉と観光をセットで楽しめるのも魅力の一つ。吹上温泉は、ドラマの思い出と北海道の自然を同時に味わえる貴重な場所。
北海道最高標高の「凌雲閣温泉」で味わう天空の湯
10時半、「凌雲閣温泉」に到着。ここは、北海道で最も標高が高い温泉。霧の中の山道を上り、標高1,280メートルのこの場所から眺める景色は圧巻。広がる山並みと澄んだ空気に包まれる。
館内に入ると、下駄箱にはずらりと並ぶ登山靴。多くの登山客がこの温泉をゴールとしていることが感じられる。浴場に向かうと、硫黄の香りが心地よく漂い、湯船からはまるで空に近づいたような景色が広がっていた。湯温はちょうどよく、体の芯からじんわりと温まる。「これぞ温泉!」という幸福感に浸ることができた。
この景色と湯を同時に味わえる場所はそうそうない。「北海道で一番標高が高い温泉」という事実が、この経験をさらに特別なものにしてくれた。
美瑛と富良野の観光名所を巡る|週末の混雑を避けた柔軟な旅程
ファーム富田に行こうと車を走らせたが、さすがは土曜日の観光名所。駐車場に近づくにつれ、道路は車で埋め尽くされ、人の波が続く。ラベンダー畑の絶景を期待していたものの、この混雑を目の当たりにすると、一気に熱が冷める。
少し悩んだ末、今日は断念することにした。観光地での混雑を避けるのもスローバンライフの醍醐味だ。決して予定に縛られることなく、流れに身を任せる柔軟さが、旅を楽しくしてくれる。
車をUターンさせると、少し人気の少ない道を選びながら走る。「また平日に来ればいいか」と気楽に考える。この自由さが、スローバンライフの魅力そのものだと改めて実感した。
帯広へ戻る道中|モツ辛味噌ラーメンやホクレンでのお得な体験
13時20分には「道の駅南ふらの」に到着。以前から気になっていたラーメン屋に行ったけど、残念ながらお休み。気を取り直して、14時に新得の「ロッキー」へ。ラストオーダーにギリギリ間に合う。ここでモツ辛味みそラーメンを堪能。ピリ辛でしっかりとした味付けがクセになる一杯だった。
16時には帯広の拠点に到着。すぐ近くのホクレンでガソリンを給油。200km走って10リットル。年間500円の会費でリッター5円割引が受けられるVIP会員に登録することに。さらに、500円分の洗車サービスもついてきたので、実質会費がタダになる計算。ちょっと得した気分になった。
16時10分に拠点へ戻り、洗濯を開始。ところが、重さでかもいフックが落ちるハプニング。仕方なく、近所のセリアで新しいフックと車のサンバイザーにカードやチケットを挟めるバンドを購入。少しずつ環境を改善していくのも楽しい作業。
一日の締めくくり|ラーメン「真田屋」と拠点でのリラックスタイム
夜には、20時50分に「真田屋」で本日2回目のラーメン。今回は焦がしニンニク味噌ラーメンを注文。濃厚なスープが一日の疲れを吹き飛ばしてくれる。食後は拠点のベッドでゆっくりと休む。
層雲峡から帯広までの移動中、自然や温泉、観光地を楽しんだ一日。美瑛の風景や白金青い池の鮮烈な青色、吹上露天の湯での地元の人々との触れ合いなど、充実した旅路。スローバンライフのペースで柔軟に予定を変えながら、日々新しい発見を楽しめるのが、こういう旅の魅力やな。
ほな、また明日!
今回訪問したところ
層雲峡オートキャンプ場
当麻町フィールドボール場クラブハウス
パッチワークの路
道の駅 びえい「白金ビルケ」
白金青い池
吹上露天の湯
湯元 凌雲閣
ファーム富田
ラーメンロッキー 狩勝店
横浜家系ラーメン 真田家

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