西宮の白鹿クラシックスで日本酒飲み比べ
西宮の魅力再発見
コンテンツ
西宮浜から御前浜橋を渡る散策スタート
2025年1月26日(日)、本日は12時42分に西宮浜に車を駐車。
酒蔵通りへ向けて散策を開始する。
まずは西宮浜から御前浜橋を渡り、御前浜の気持ちよい景色を満喫。天気こそ良いものの、冷たい風が吹きつける。それでも広がる海辺の景色が心を癒やしてくれる。
兵庫県西宮市の西波止町と西宮浜を結ぶ跳開式の橋です。船舶の通行を考慮して橋桁が跳ね上がる構造になっており、西宮市のシンボルの一つとして知られています。美しい景観と機能性を兼ね備え、周辺には散策路や緑地が整備されているため、地元住民の憩いの場としても親しまれています。
最初に立ち寄ろうと思っていた灘一(松竹梅酒造株式会社)が閉まっているではないか。ちょっと肩透かしを食らったが、気を取り直して酒蔵通りへ向かう。
白鹿クラシックスで味わう原酒&新米酒
白鹿クラシックスは「酒蔵のまち」西宮で350年以上続く酒蔵直営ならではのお酒や食品、酒器などを多数取り揃えるパイロット・ショップと『花と和食と日本酒と。』をコンセプトに、四季折々の料理や花が織りなす日本古来の季節の移ろいを楽しみながら食事できるレストランが併設されている。
日本遺産認定『「伊丹諸白」と「灘の生一本」 下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷』
江戸時代、伊丹・西宮・灘の酒造家たちは、優れた技術、良質な米と水、 酒輸送専用の樽廻船によって、「下り酒」と称賛された上質の酒を江戸へ届け、清酒のスタンダードを築きました。 六甲山の風土と人に恵まれたこの地での、400年にわたる伝統と革新の清酒文化が評価され、令和2年度の日本遺産に認定されました!(説明引用)
山田錦 飲み比べ2種セット
白鹿クラシックスに到着後、まずは原酒と新米酒の飲み比べ(300円)。
新米新酒山田錦は、新米ならではの爽やかな酸味と軽やかな甘みが広がり、非常に飲みやすい。全体として軽快で華やかな印象だ。
一方、山田錦原酒は、新米新酒とは対照的に濃厚で重厚感のある味わいを持つ。原酒特有の力強いアルコール感と米の旨味が際立ち、深いコクが口の中に長く残る。
新米新酒山田錦が軽やかさと親しみやすさを提供する一方、山田錦原酒は深みと飲みごたえを追求した味わいである。それぞれの特徴を楽しみながら、場面や気分に応じて選びたい二つのお酒だ。
飲み終えたあと「NISHINOMIYA SAKELOGO COLLECTION」のチケットを1000円で購入。クリア枡をぶらさげて酒蔵通りを歩こう。
白鹿フリルグラス Saint-Louis(サンルイ)製
「サンルイ (Saint-Louis)」とは・・・ エルメス(Hermes)グループのひとつ。1586年から続く世界でもっとも権威のあるクリスタル工房。
白鹿オリジナルの優雅なグラス。 白鹿の酒のうまみと香りをより一層味わえる。
酒粕クリームチーズの魅力
白鹿クラシックスでしか買えないという噂の酒粕クリームチーズを670円でゲット。封を開けた瞬間の香りを想像しながら、ここでもう一杯…といきたい気持ちをぐっとこらえて次へ。
宮水
宮水と酒文化の道
酒香る 西宮郷今津郷
明治になると酒づくりの近代化が始まりました。西宮でもそのさきがけとして、業界の先駆を切って精米に蒸気力を用い、酒造用の燃料を薪から石炭に換え、そのため酒蔵をレンが造とすることで、仕込の大量化を図るなど、次々に新風を吹き込んでいきました。
寒造りが日本酒の品質を高めてきたのですが、厳冬期の短期集中醸造であったため、量産化はできません、限られた期間内での量産化を実現するために、温度管理等の新しい技術や、仕込捕の大型化などの結果、短期醸造でも品質の良い清酒を量産することが可能になりました。
すると、次には大きな酒蔵がたくさん必要になってきたのです。明治の末から大正の中ごろにかけて酒造業は堅実な発展をとげ、酒造蔵増設や精米工場の新築など設備の大幅な拡張を招来することになりました。
昭和30年代の清酒業界は食糧事情の好転で、原料米も次第に増加し需要も旺盛になり、遅ればせながら生産・販売両面とも規制緩和が進められました。
これを背景に、西宮の酒造業者も生産の増強に向け、冬期以外にも仕込を行うために、空調設備の整った四季醸造蔵の整備など設備の近代化を進めました。
この結果年間を通して質量ともに安定した酒の供給が可能となったのです。
現代の酒造業は、競合の激化、国際化、ハイテク化などによる新しい変革期を迎えています。
江戸期の創業以来永年にわたって蓄積してきた実績と経験を情報化により、未来の酒造りに活かすことが可能となり始めました。
温故知知新一古きをたずねて新しきを知るーこれが新しいスタートの原点です。丹波杜氏が伝承してきたかけがえのない技術に、最新の醸造醗酵技術を加えて、集積 ・分析・加工し、データ化することで、コンピュータ制御の新醸造蔵が未来の酒造りを切り開きます。
(説明引用)
白鷹禄水園 文化を醸成する
西宮には大正から昭和にかけて映画の撮影所がありました。その頃、西宮で育った俳優の森繁久弥氏の「西宮今昔」には往年の時代劇映画のロケ地として酒蔵地帯が描かれています。「麹の香りのほのかに漂う西宮の酒蔵の暗い細い露地を、阪東妻三郎や大河内伝次郎が三尺を抜いて寄らば切ると走ったのである」
酒は西宮の海の手の風景に溶け込み、阪神間の文学が芸能の隆盛に大きな役割を果たしました。
(説明引用)
酒どころは芸どころ
昔、酒は神と人をつなぐものと信じられていました。酒は神と共に飲むものとされ、神聖な超能力を得る媒体とされていました。
演劇発祥の地、古代ギリシャでディオニソスの神が酒と演劇両方の神様であったように、芸能と避けた深い関係にあります。文楽(人形浄瑠璃」の正月公演でよく上演される「七福神宝の入船」では、エビス様や大黒様がにぎやかに酒を酌み交わしますが、「文楽の三番番(あ曳)のかしらがえべっさんの顔になってるのは人形使いの先祖が西宮の夷神に仕えたからと伝えられてます。
(説明引用)
白鷹禄水苑
映画・芸能・文学など、西宮に育った文化の醸成に欠かせないのが酒であり、 造り酒屋消に「地域文化の応援者」であり続けました。造り酒屋は常に「地域文化の応援者」であり続けました。
「白鷹禄水苑」は、新しい地域文化の拠点として、この「造り酒屋の伝統」を今に受け継ごうとしています。
(説明引用)
宮水の碑
宮水の碑の説明文
(説明引用)
次に向かった先は酒ミュージアム(白樺記念酒造博物館)。
ほな、また!

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