旅の裏話– 旅の本編では語りきれない、もうひとつの記録 –
道に迷ったり、食べそびれた名物に出会ったり。
北海道での車中泊やワーケーションの旅の中で生まれた、ちょっとした余白を集めています。
本編では語りきれなかった地元の人とのやりとりや小さな失敗も含めて、旅のリアルをのぞけるカテゴリーです。
-
【富内銀河ステーション】引退ジムニー4兄弟 ― 顔で語る4つの物語
ジムニー3兄弟とパジェロミニ 前回お伝えした「引退ジムニー4兄弟」。今日はその翌日の様子と、もうひとつの発見をまとめておきたい。 前回の話はこちらから↓ https://w... -
引退ジムニー4兄弟・富内銀河ステーション前にて
富内銀河ステーションに着いて、最初に目に飛び込んできたのは、駅舎でも線路でもなく、この4台のジムニーだった。並び方はきっちり、顔は前方へ。まるで今も出発を待っ... -
【知床自然センター】写真展「ノノオト」― 野の音がつなぐ生命
知床自然センターの一角、静かな展示室に足を踏み入れると、そこには森、海、川――知床のあらゆる命が奏でる「野の音」が並んでいた。 壁にはヒグマ、キタキツネ、シャチ... -
【鹿追】スナック我が家で消えた年金問題と“ゆるすぎる”料金システムの夜
赤い光に誘われて、我が家へ 2025年7月24日 20時20分、平山旅館で日帰り湯を楽しんだ後、目の前に「スナック我が家」の看板が見えた。赤い光が入口から漏れていて、これ... -
【斜里】クリオネキャンプ場|“ガチな人たち”が集うライダーハウス
施設概要とチェックイン キャンプ場の周辺から見えた斜里岳の雄姿。白いそばの花畑と青く静かな山並みが、まるで絵画のような風景をつくり出していた。 ログハウスの管... -
【然別峡の秘湯】鹿の湯でリベンジ達成。アブとの闘い、そして朝の熱湯
山田温泉を過ぎて 朝の然別湖へ向かう山道を進む途中、ふと目を引く建物があった。「山田温泉」──年に56日だけ開く幻の湯とされ、今はその姿を静かに残している。 入口... -
「鹿追キャビア」ができるまで─11年越しの挑戦とチョウザメ物語
チョウザメの刺身と、びっくり寿司の夜 その夜、鹿追町の「びっくり寿司」は、扇風機がゆっくりと回る静かな時間に包まれていた。ラストオーダー間近の21時過ぎ、刺身の... -
鹿追町びっくり寿司でチョウザメとカナダに出会う夜
夜の鹿追に灯る寿司屋、「びっくり寿司」へ 2025年7月24日、21時14分。この日4軒目に訪れたのは、鹿追町の「びっくり寿司」。広々とした店内は、吹き抜けの2階席もある... -
鹿追「すぽっと」とサビたバイク|豚丼のあとの静かな時間
偶然と必然のあいだで「すぽっと」 午後3時半。カフェえんじゅは、もう営業を終えていた。通りは静かで、人の気配も少ない。この町で、いま開いている店はあるのだろう... -
吹上露天の湯、57歳にして野天風呂の洗礼をうける哀れな旅人
野天風呂の掟を知ってる関西人いてるんか、、、? 北の国からのロケ地に惹かれて 旅のきっかけは、ふと買った温泉雑誌だった。 冒頭ページに大きく載っていたのが、十勝...