【2024年9月16日訪問】島根県・足立美術館の庭園と美術コレクション

足立美術館(島根県)日本美術と庭園の価値を世界に伝える

足立美術館庭園 白砂と緑

足立美術館 外観

実際に訪れてみた感想

2024年9月16日に訪れた当日は天気も良く、庭園の緑が一段と鮮やかに映えていました。

特に苔庭は雨上がりのようなしっとりとした風合いが感じられ、写真や映像では伝わり切らない生の美しさに感動しました。

館内は適度な人出で混雑しすぎず、マイペースで作品を鑑賞することができました。

足立全康氏の人生は、地域の文化や自然を生かし、日本美術と庭園の価値を世界に伝えることに捧げられていたといえるでしょう。

基本情報

項目 基本情報
名称 足立美術館
所在地 島根県安来市古川町320
設立年 1970年
創設者 足立全康
主な特徴 庭園の美しさと日本画コレクション
庭園 ・日本庭園が広がり、日本庭園が米誌ランキングで「22年連続日本一」に選ばれる・枯山水庭、苔庭、池泉回遊式庭園などがある
展示内容 ・横山大観や川合玉堂など近代日本画を中心とした約1500点・陶芸作品や工芸品の展示もあり
展示スペース ・本館:日本画中心・別館:陶芸作品展示・新館:テーマ別の特集展示
施設 ・カフェとミュージアムショップ・館内のカフェからは庭園の景色を楽しむことが可能
アクセス ・JR山陰本線安来駅から無料シャトルバスで約20分・車の場合は松江自動車道安来ICから約10分
営業時間 4月〜9月:9:00〜17:3010月〜3月:9:00〜17:00
休館日 年中無休(臨時休館の可能性あり)
入館料 ・一般:2,300円・大学生:1,800円・中高生:1,000円・小学生:500円
見どころ ・四季折々に変化する庭園の景色・横山大観の「紅葉」「春暁」などの名画・光と影を活かした展示空間
特別イベント 季節ごとの庭園ライトアップ、特別展覧会
周辺観光地 ・安来節演芸館・足立公園
公式ウェブサイト 足立美術館公式サイト
備考 ・館内撮影は禁止・チケットの事前予約推奨

※2024年9月現在の情報です。必ず足立美術館公式サイト公式サイトでお確かめください。

庭園写真

&足立美術館庭園 日本庭園

足立美術館庭園 松と池

足立美術館庭園 白砂と松

足立美術館庭園 松

足立美術館庭園 松と白砂の景色

足立美術館庭園 日本一の石碑

足立美術館庭園 青空と白砂と松のコントラスト

足立美術館庭園の白砂と緑のコントラスト

足立美術館庭園 青空と雲と緑と白砂のコントラスト

足立美術館庭園 岩の造形

足立美術館庭園 石と松

足立美術館庭園 鮮やかな芝生

足立美術館庭園 整備された庭

足立美術館庭園

足立美術館庭園 池と芝生

足立美術館庭園 池と白い砂

足立美術館庭園 樹木と芝生と青空

足立全康氏プロフィール

足立全康氏の銅像

項目 プロフィール
名前 足立全康(あだち ぜんこう)
生誕 1899年(明治32年)6月15日
出身地 島根県安来市
職業 実業家、足立美術館創設者
足立美術館設立 1970年(昭和45年)
創設の目的 ・「日本画の素晴らしさを広めたい」という思い・「庭園もまた美術の一部」としての文化継承
主な業績 ・横山大観や川合玉堂など近代日本画の収集・足立美術館庭園の設計と整備・日本庭園文化の普及
庭園への思い 「庭園は生きた絵画であり、四季の変化とともにその美を楽しむもの」という理念を掲げ、世界的に評価される日本庭園を作り上げた。
晩年 美術館運営と庭園管理に注力し、美術と自然の調和を追求し続けた。1985年(昭和60年)に85歳で死去。
受賞歴 ・文化功労者表彰・庭園設計や文化活動への貢献が高く評価され、多くの賞を受ける。
エピソード ・幼い頃から美術や自然への興味が深かった・特に横山大観の作品に感銘を受け、そのコレクションを美術館の柱とした。
影響 足立美術館は「庭園の美しさと日本画の融合」として国内外で評価され、島根県のみならず日本文化の発信地としての役割を果たしている。

足立美術館

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