

息子の受験をきっかけに始まった、帯広への車中泊の旅。LCCと、北海道で手に入れた軽バンを相棒に、旅は今も続いています。いまでは北海道に限らず、全国をめぐりながら、再訪と日常の記録を重ねています。
毎月、北海道に通う車中泊の旅
──毎月、北海道に通うようになった理由は、、、
2024年3月。
まだ雪が残る肌寒い帯広の町に、初めて降り立ちました。
息子の受験がきっかけで、北海道に来ることになりました。
その時は、まさか自分が毎月のようにここを訪れることになるとは、想像もしていませんでした。


その日はホテルに泊まりました。
帯広の夜は静かで、空気が澄んでいて、まだ少し旅の緊張感もありました。
けれど、どこかワクワクしていたのを覚えています。
息子の未来と、自分の中に芽生えつつあった何かが、確かにそこにありました。
そして、無事に合格通知が届きました。
次は引っ越しの準備です。
「また帯広に行ける」「北海道に行ける」──
そう思ったとき、面倒くささよりも、ワクワクのほうがずっと勝っていました。
気づけば2回目の訪問では、中古車屋の前に立っていました。
「レンタカーじゃない。宿も予約しない」
LCCと軽の中古車、車中泊という旅のかたちが、いつの間にか自分の中で自然な選択になっていました。


会いに行く旅、食べるための旅
ほぼ毎月、5日〜10日くらい、関西から北海道に渡って旅をしています。
帯広を拠点に、車中泊をしながらの気ままな旅です。目的はいろいろあるけれど、いちばん大切にしているのは
――息子と、1〜2回ごはんを一緒に食べること。そのために、飛行機やフェリーに乗って、この地を訪ねます。
このブログは、そんな旅の記録です
このブログ「WILD GEESE」は、毎月の帯広通いのなかで出会った風景や、車中泊の日々、温泉、道の駅、食べたもの、そして時折の気づきや感情を記録しています。
観光名所の紹介が中心ではなく、車中泊テクニックも手軽で経済的なものばかり。内容も、自己流のノマド旅ばかりです。
それでも、「どうすれば大切な人に会い続けられるか」を考えて選んだ旅のかたちだからこそ、この記録には意味があるんじゃないかなと、、、思ったりしています。


季節が変わるたびに、空の色が変わります。
何度も訪れるうちに、撮る写真も、泊まる場所も、感じ方も変わっていきました。
けれど、変わらないものがあります。
それは、この旅を続けたいという気持ちです。
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