軽バン×車中泊|日本全国の自由な旅でワーケーション

軽自動車バンライフでノマドワーク&車中泊

週末の軽バンライフを始めたきっかけ:ハイゼットカーゴ(クロ)

ダイハツ ハイゼットカーゴ(クロ)のキャンプ場での写真

ダイハツ ハイゼットカーゴ(クロ)

2024年3月、移動販売を始めようかと思って購入したハイゼットカーゴ(クロ)。この軽バンが、まさか自分に新たな楽しみをもたらす存在になるとは思わなかった。

初めて軽バンを運転したとき、その快適さに驚いた。車高が高く、視界が広い。狭い道も楽々で、荷物もたっぷり積める。仕事にも遊びにも対応する万能選手。

そんなとき、SNSやブログで車中泊やバンライフの情報を目にする機会が増えて、「これ、なんかおもろそうやな」と興味が湧いてきた。

キャンピングカーほど大掛かりな改造は必要ない。

軽バンを活用して新しい旅の形が作れると知り、車内を少しずついじり始めた。それが、週末バンライフにどっぷりハマるきっかけになった。

北海道帯広での新たな旅のスタイル:ハイゼットカーゴ(シロ)

ダイハツ ハイゼットカーゴ(シロ)

ダイハツ ハイゼットカーゴ(シロ)

2024年4月、北海道帯広市に拠点を構えることになった。それを機に、2台目の軽バンとしてハイゼットカーゴ(シロ)を購入。

この車はパートタイム4WD仕様で、最初から車中泊仕様にカスタマイズする前提で選んだ。

まずは座席をフラットにする改造からスタート。寝袋や簡易テーブルを用意し、少しずつ「動く部屋」を作り上げていく。この作業が楽しい。

自分好みの空間が完成するたびに、愛着がどんどん湧いてくる。

さらに驚いたのが帯広の駐車場事情。月極駐車場がなんと月2,000円!「これで借りられるなら、ずっと車を置いててもええやん」と即決で契約。

以降、ハイゼットカーゴ(シロ)は帯広の拠点車として活躍するようになった。

月イチで北海道へ:LCCを活用た気まま旅

ピーチの飛行機の右翼の写真

いつも利用しているピーチ

LCC、主にピーチ航空を活用し、毎月北海道へ飛ぶ生活が始まった。滞在期間は5~10日ほど。

その間、ハイゼットカーゴ(シロ)を「移動オフィス」兼「移動ホテル」として使い、宿代を節約しながら自由な旅を楽しんでいる。

峠を除けばネット環境も良好、仕事にも支障がない。「これが新しい働き方やな」としみじみ思う。

移動中には地元の食材を楽しんだり、自然に囲まれた中でリフレッシュしたり。

ワーケーションと軽バンライフの相性は抜群。

ワーケーションと軽バンライフの相性

バンライフの良さは、なんといっても自由さだ。「旅行=完全に休む」という一般的な考え方から、「移動しながら働く」という新しいスタイルに変わった。

たとえば、帯広を拠点にしながらLCCで北海道に飛び、ハイゼットカーゴ(シロ)を活用する。

メールやオンライン会議をこなしながら、合間に観光や地元グルメを楽しむ。音更の昭和小学校の廃校を利用したレンタルオフィスを見つけたときも感動した。

利用料も安く、ネット環境も整っている。こうした環境を探すのも、軽バンライフの醍醐味の一つだと感じた。

車中泊の度にレイアウトを変えたり、ポータブルバッテリーを準備したり。こうして自分だけの「移動オフィス」を作り上げる作業が、新しい趣味になりつつある。

日常使いと車中泊の二刀流:アトレーワゴン 日本全国を巡る旅

北海道での経験が楽しすぎて、バンライフを全国に広げることにした。北海道の帯広にはダイハツ ハイゼットカーゴ(シロ)が常駐して、息子の相棒としても活躍。

そして、本州や四国、九州を巡るためにダイハツ アトレーワゴン ターボ4WDを新たに購入。

ダイハツ アトレーワゴンは、日常使いとのハイブリッドカーとして最適だ。道中の景色を楽しみながら、時には小さな温泉街に立ち寄る。

こんな自由な旅ができるのは軽バンライフならでは。

ダイハツ アトレーワゴンのキャンプ場での写真

ダイハツ アトレーワゴン

日本全国を巡る軽バンライフの魅力:高速道路を使わず下道で楽しむ旅

軽バンライフの基本は下道を走ることだ。高速道路を使わず、地元の道をのんびり進むことで、旅の途中に思わぬ発見や美しい風景と出会える。

それが旅を豊かにし、心に残る瞬間を作り出す。

車内は「動く部屋」そのものだ。スペースは狭いが、その分だけ落ち着きと安心感がある。

自分好みにカスタマイズした空間は、どこにいても帰る場所のように感じられる。秘密基地のようなこの感覚こそが、軽バンライフの魅力といえる。

これからも、日本全国をゆっくり巡りながら、軽バンライフの楽しさを探求していきたい。次の行き先を考える時間もまた、旅の醍醐味だ。

どこへ行こうかと胸を躍らせる瞬間こそ、軽バンライフがもたらす自由で豊かな時間なのである。