十勝の自然と名所巡り、帯広グルメで満腹な1日【北海道】

道の駅おとふけ なつぞらのふる里~柳月スイートピア・ガーデン~ナイタイテラス (NAITAI TERRACE)~タウシュベツ川橋梁~しあわせチーズ工房【 チーズ専門店 】~ありがとう牧場~愛国駅跡~幸福駅跡

ナイタイ牧場から愛国・幸福駅、そしてインディアンカレーとスープカレーで締める帯広満喫コース

2024年4月春の北海道の旅 Part2
3日目:2024/04/20 7時間36分:257km
2024/4/20ルート

道の駅「おとふけ」

道の駅音更の英語の看板
2024年4月20日(土)、北海道での3日目は帯広の拠点で早朝4時起床からスタート。昨日の雨が嘘のように晴れた空の下、風が強い中でも充実した1日を過ごした。

5時15分、ナイタイ牧場を目指して出発。移動中、国道241号線フロンティア通りを北上し、5時47分に道の駅「おとふけ」に到着。

ドラマなつぞらで使われていたサイロと牛舎
ここでは、連続テレビ小説「なつぞら」のセットを見ることができる。

このドラマは北海道の広大な自然を舞台に、アニメーターを目指すヒロインの成長や家族との絆を描いた作品で、リアルタイムで観ていた。

そして、3年前にも帯広を訪ねた後で、もう一度オンデマンドで観直してみた。

そして先月、またもや「なつぞら」をオンデマンドで楽しんだ。「なつぞら」のセットを実際に目にすることで、ドラマの世界がさらに深く感じられた。

道の駅おとふけ
十勝平野の豊かな自然と地域の魅力を体感できる施設です。国道241号線沿いにあり、観光やドライブの途中に立ち寄りやすいロケーションが特徴です。
館内には地元産の新鮮な農産物や加工品が並ぶ直売所があり、特に十勝の小麦を使ったパンや乳製品が人気。地元食材を使用した料理を楽しめるレストランも併設されています。
また、広々とした駐車場やトイレ、休憩スペースなどの設備が充実しており、ドライバーや観光客にとって快適な立ち寄りスポットとなっています。
さらに、地域の観光情報が揃う案内所では、十勝の観光地やイベント情報を提供しており、観光の拠点としても利用可能です。
四季折々のイベントも開催され、地域住民や観光客の交流の場として親しまれています。
自然豊かな音更町の魅力を発見し、地元の味覚を楽しめるスポットとして、多くの人々に利用されています。

柳月スイートピア・ガーデン

また、隣には六花亭と並ぶ帯広のお土産の定番「柳月」の柳月スイートピア・ガーデンがあり、ここでは工場見学、喫茶、お土産を買うこともできる。

柳月スイートピア・ガーデン
〒080-0346 北海道河東郡音更町なつぞら1番地1菓子メーカー「柳月」の製菓工場兼直営店で、十勝の自然豊かな環境に囲まれています。
敷地面積は約33,119平方メートル、建物面積は約16,582平方メートルで、地下1階・地上4階建ての大規模な施設です。
施設内には、100種類以上の菓子を取り揃えた販売コーナーや、限定メニューが楽しめるカフェ、子供から大人まで参加できるお菓子作り体験工房があります。
特に、代表銘菓「三方六」の製造工程をガラス越しに見学できる工場見学は人気のアトラクションです。
また、無料のコーヒーサービスも提供されており、購入したお菓子とともにゆったりとした時間を過ごすことができます。
さらに、広大な庭園が併設されており、四季折々の自然を楽しむことができます。冬季にはイルミネーションが点灯され、訪れる人々を魅了します。
アクセスも良好で、道東自動車道「音更帯広インターチェンジ」から車で約2分、帯広市内中心部からも車で約15分と、観光やドライブの途中に立ち寄りやすいスポットです。

ナイタイ高原牧場のナイタイテラス:3年ぶりの訪問で癒される

士幌に入る頃からGoProでの撮影を開始。北海道の広大な景色を映像に残す楽しさにどっぷりハマる。

ナイタイ高原牧場

牧場と牛たち

7時半にはナイタイテラスに到着。ここには3年ぶり2回目の訪問。テラスはまだ開店していなかったけど、早朝の澄んだ空気と広がる牧草地の眺めに、心が洗われる。
ナイタイテラス
北海道上士幌町に位置する日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」の頂上付近、標高約800メートルにある展望施設です。

全面ガラス張りのカフェからは、十勝平野や阿寒の山々を一望でき、四季折々の美しい景色を楽しめます。
施設内には、地元産の食材を使った料理やスイーツを提供するカフェ、特産品を販売するショップ、ギャラリーホールなどがあり、訪れる人々に癒しとくつろぎの時間を提供しています。
営業期間は4月下旬から10月下旬までで、期間中は無休ですが、天候により変更される場合があります。
アクセスは、上士幌町市街地から車で約30分、帯広市内からは約1時間です。
広大な牧場風景と新鮮な地元食材を楽しめるナイタイテラスは、北海道の自然を満喫したい方におすすめのスポットです。

その後、8時18分に第三音更川橋梁の泉翠橋。早くに始動すると1日が長い。

道中、ディーラーさんから連絡があり、ハイゼットカーゴ(シロ)が5月9日に納車てきるとのこと。

すぐに5月8日(水)〜11日(土)の関空〜新千歳便の往復チケットを購入。GWを外せたので往復で15000円程度。
納車に合わせて再び北海道へ来る予定を立てる。

タウシュベツ川橋梁と廃線スポット探訪

タウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁

その後、国道273号線を走り、タウシュベツ川橋梁展望台に向かう途中、三の沢や五の沢で停車しながら廃線になった橋梁などを撮影。撮影スポットまでの林道ではクマの目撃情報もあり、注意して移動。

タウシュベツ川橋梁
北海道上士幌町の糠平湖に架かる旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋で、「幻の橋」として知られています。1937年に完成し、1955年に路線変更で廃止されましたが、現在もその美しい姿を留めています。季節や糠平湖の水位変化により、橋が水没と出現を繰り返すため、「幻の橋」と呼ばれています。例年、1月頃から湖面に姿を現し、6月頃から水位上昇に伴い沈み始め、8~10月頃には完全に水没します。

見学方法としては、国道273号沿いの展望台からの観賞や、現地ガイドによる有料ツアーの利用が一般的です。林道を通って近くまで行くことも可能ですが、許可車両以外の通行は禁止されており、徒歩でのアクセスにはヒグマ対策が必要です。

タウシュベツ川橋梁は、季節ごとに異なる表情を見せるため、訪れる時期によってさまざまな景観を楽しむことができます。特に、湖面にアーチが映る「めがね橋」としての姿は、多くの観光客を魅了しています。ただし、老朽化が進行しており、崩壊の危険性も指摘されています。訪問の際は、安全面や自然環境への配慮を心掛け、ルールを守って見学することが重要です。

足寄の立ち寄りスポット:しあわせチーズ工房と牧場巡り

しあわせチーズ工房の看板

11時には「しあわせチーズ工房」へ到着。しかし、スタッフらしき物静かな女性がいるだけで販売できないとのこと。

事前に連絡が必要だとは知っていたが、予定を決めて行動はしたくなかったので、連絡をせずに行ったけど、やはりダメだった。もちろん、こちらの落ち度。

しあわせチーズ工房
北海道足寄町茂喜登牛の山頂に位置する小さな工房で、「ありがとう牧場」のストレスフリーな放牧牛乳を原料に使用しています。毎朝搾りたての温かい生乳を、伝統的な銅釜で丁寧に加工。
チーズは半地下の熟成庫で熟成され、茂喜登牛ならではの風味が引き出されます。

自然豊かな丘陵地帯から、多くの人々に「ありがとう」と「しあわせ」を届けることを目指しています。

ありがとう牧場と牛たち

その後、11時25分に3年前に伺った「ありがとう牧場」を通過。

ありがとう牧場
北海道足寄町の植坂山に位置する放牧酪農家で、約100ヘクタールの広大な土地で約60頭の乳牛を飼育しています。牧場では、化学肥料や農薬を一切使用せず、自然環境に配慮した酪農を実践しています。

また、ニュージーランドで学んだ放牧技術を取り入れ、若手酪農家との技術共有にも力を入れています。さらに、放牧牛乳の味わいの違いが科学的にも証明されており、特に「渋味刺激」が高く、果実味や深みを感じられるとされています。

牧場内には、搾乳施設やチーズ工房が併設されており、搾りたての牛乳を使った乳製品の製造・販売も行っています。これらの取り組みにより、自然の豊かさと調和を大切にした酪農を推進しています。

こちらも3年前に伺った「内田牧場」の横を12時に通過。牧場ならではの風景を楽しむ。

内田牧場

愛国駅から幸福駅へ

愛国駅の看板

その後、帯広拠点に戻る予定やったけど、途中で気が変わり、13時半に愛国駅跡地を観光することに。

幸福駅の駅舎

誕生日をスタンプした切符のキーホルダー

愛国駅に寄れば、当然幸福駅にも。北海道ガーデン街道を南に走り、14時に幸福駅へ到着。

ここでは家族全員の誕生日をスタンプした切符を購入し、キーホルダーに加工(1600円)。

愛国駅と幸福駅
北海道帯広市に位置する観光名所で、旧国鉄広尾線の駅として知られています。この二つの駅は、名前の縁起の良さから「愛」と「幸福」を象徴する場所として多くの観光客を引き寄せています。

愛国駅は広尾線の終点の一つで、現在は記念館として保存されています。駅舎内には広尾線の歴史や資料が展示され、訪れる人々に鉄道の過去を感じさせます。駅前には「愛の鐘」が設置され、観光客が鐘を鳴らして幸運を願うことができます。

幸福駅は、名前通り「幸せ」を象徴する駅として人気があります。可愛らしい駅舎は写真撮影スポットとしても有名で、駅舎内や周囲には訪れた人々が書き残した願いやメッセージが貼られています。特に、結婚式やカップルの記念撮影場所としても人気です。この二つの駅は現在も多くの人に愛されており、「愛」と「幸福」を体感できる特別なスポットとして訪れる価値があります。

帯広グルメ巡り:インディアンカレーとスープカレーで満腹に

14時25分には旧大正駅で給油(9リットル)。リッター25kmと、この車の燃費の良さを実感。14時50分に帯広名物「インディアンカレー」へ立ち寄り、エビベーシックとカツカレーを堪能。

帰宅後、強風の影響でベランダの洗濯物が散乱していたので整理。この時期の帯広の風をなめたらいかん。

スープカレー専門店「ビリーブ」

19時にスープカレー専門店「ビリーブ」へ。スープカレーにライス大盛りという豪華な夕食で締めくくり。

スープカレー専門店「ビリーブ」のカレーとライス

早朝の牧場から縁起のいい歴史ある駅、そして北海道グルメまでを満喫した1日。

ほな、また明日!

今回訪問したところ

道の駅おとふけ なつぞらのふる里

柳月スイートピア・ガーデン

ナイタイテラス (NAITAI TERRACE)

タウシュベツ川橋梁

しあわせチーズ工房【 チーズ専門店 】

ありがとう牧場

愛国駅跡

幸福駅跡

十勝スープカリーBELIEVE inspired by GARAKU

 

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