関空で出会ったベトナム美女の真心
2025年8月12日6時20分に関空へ向けて出発。
途中、セブンイレブンでコーヒーを調達し、奥さん特製のビッグハンバーガー2個を高速道路で平らげる。
途中、湾岸線を走行中、岸和田大橋を奥さんに撮影してもらう。橋ブログ用の撮影。ぬかりなし。
空港に入って最初のミッション:変換プラグの調達。国際線出発4階のローソン前、グローバルWi-Fiのカウンターで「ベトナムはどれが使えますか?」と尋ねたとき、そばにいた可愛い女性スタッフが声をかけてきた。
「私はベトナム人なんですけど、日本のAタイプで全然大丈夫ですよ。向こうでも変換プラグは使いません。」
営業トークよりも誠実さを優先したその対応に、信頼は一気に高まった。小さな親切が旅立ちに温かさを添えてくれる。
結局、日本のAタイプで全然大丈夫とのことだったので、変換プラグの購入はせずに移動。

8時10分に出国審査完了。意外にも国際線はそれほど混んでいなかった。シャトルで3番搭乗口へ移動し、奥さんは食事を求めて散策へ。
こちらは、パソコンを開いて仕事開始。バッテリー93%、空港フリーWiFiは下り12.1Mbps、上り2.82Mbps。フリーWiFiなので、もちろんMillenVPNを利用して作業。

9時25分搭乗、オンタイムで出発。
ホーチミン乗り換え:まさかのカーチェイス体験
2人でいると5時間の飛行も退屈しない。ホーチミン経由でダナンに向かうが、ホーチミンで4時間ほどの待ち時間がある。チェックインなどを差し引いても3時間はホーチミン市内観光できそうだ。
ベトナムの街が肉眼で見えてきた。13時に入国審査に並ぶ。激混み!

その間にベトナムのSIMに交換。元のiijmioのSIMはミニプラスチックケースに入れて、バッグのインナーポケットに格納。VINAPHONEの空港での速度は下り23.1Mbps、上り8.35Mbps。なかなか優秀だ。
入国審査に思いのほか時間がかかり、慌ただしくなりそうなのでホーチミン市内観光は断念…のはずだった。
空港前のレストランでフエ地方のフォーと春巻き、チキンレッグラーメン、サイゴンビールで一息。556,000ドン(3,800円)。

国内線のチェックインでタッチパネルに手こずり、カウンターに並ぶ。ここでもまた時間がかかった。国内線は1人600円で前の良い席に変更。これがskyBOSSか。
15時30分、カフェでフライト予定を確認すると、17時55分から18時25分に遅延になっていた。

2人顔を見合わせて「行くか!」と合意。
タクシー乗り場に走って向かうと、たむろしていた無印車のおっちゃんが強引に乗れと勧めてくる。万一ボラれたら気分が悪いので、正式なタクシーに乗って市内の人民委員会庁舎まで行ってもらうことに。

そして、激渋滞。
まさか、ここまで渋滞しているとは思わなかった。完全になめていた。ラッシュアワーは4時〜8時で、なおかつ夏休みで学生も多く、今は渋滞もひどくなっているとのこと。
ちなみに運転手さんは今日で62歳になったらしい。聞いてないけどな(笑)。運転中でもスマホの翻訳ソフトをうまく使いこなしてくれたので、ベトナム語と日本語でコミュニケーションが取れた。ドラえもんの翻訳こんにゃくが現実化している。
工事中のノートルダム寺院から人民委員会庁舎を回ってもらい、慌ただしく撮影。市民ホールも回って、運転手さんは「次はうまいフォーでも案内しようか」と提案してくれた。さすがにそんな時間はないし、さっき食べたばかりなので断ったが、気になるな、その店。


そんなこんなしているうちに、次のフライトまで時間がないので急いでほしいと翻訳ソフトで伝えると、運転手さんにスイッチが入った。
今までの走りとはうって変わった、まさにハリウッド映画のカーチェイス状態。
バイクと自転車と人と車を20cmでかわす走りを披露。1車線の道ではクラクションをけたたましく鳴らしての逆走からの追い越し。前の道が混んでいるとみるや、突然のUターンで身体がGで持っていかれる。
あらゆる障害物を巧みに避けて追い越していく。
1/100の覚悟を持ちつつ、頼みの綱のシートベルトをしっかり締めた。汗がじとりと流れる。ホーチミンの暑さだけではない。大渋滞の中、救急車もサイレンを鳴らして喧騒に拍車をかける。
マジでハリウッド映画のカーチェイスを体感させてもらった。

なんだかんだで17時10分に空港到着。400,000ドン(2,800円)の移動費。というよりもアトラクション代だ。
命があったことの喜びで、思わず野添義弘さん(ワカコ酒の逢楽の大将)似の運転手さんとツーショット撮影させてもらう。翻訳アプリ越しでもコミュニケーションが取れると楽しいものだ。
出発口近くのレストランでハイネケンビールで乾杯。
いざ、ダナンへ
保安検査室を通過。カフェでアイスコーヒーのLサイズを注文。カップは確かにLサイズだったが、3回ストローで吸い込むとコーヒーがなくなった。
濃いコーヒーだったので、氷が溶け出すまでゆっくり飲む前提で作られているのかな?そんなことを考えながらのひと仕事。このSIMのテザリングも問題なし。
19時15分に飛び立つ。上空から見るホーチミンに静寂な夜の灯りが滲み出す。下では今でもあの喧騒が続いているのだろうか。
機内でオレンジジュース(40,000ドン、280円)を飲みながら、今日1日を振り返る。
20時15分にダナン空港に到着。すぐに迎えのタクシーが見つかる。ドラゴンブリッジを走るタクシーから撮影。


20時50分、Sofiana My Khe Hotelに到着。フロントの笑顔の素敵な女性は「英語はわかってますよね?」的に当たり前のように英語で説明を続けた。ニュアンスで3分の1くらいしか理解できなかった。4泊で66,020ドン(40,000円)。
ボーイの人も親切だったが、奥さんがいきなりセキュリティボックスの設定を間違えて、フロントにヘルプを頼む羽目に(笑)。

21時40分から仕事開始。ホテルのWiFiは下り60Mbps、上り36.5Mbps。快適だ。
今日の食事ログ
- 7時:ビッグハンバーガー2個(愛妻特製)
- 14時:フエ地方のフォー、春巻き、チキンレッグラーメン、サイゴンビール
- 17時半:ハイネケンビール
- 19時半:オレンジジュース
朝からハンバーガー2個で始まり、ベトナム料理で締めくくった1日。明日からのダナン観光が楽しみだ。
でも今日一番印象に残ったのは、関空でのベトナム美女の親切さと、ホーチミンでのカーチェイス体験。旅は予想外の出来事があるから面白い。
ほな、また明日!
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