「北の国から」の麓郷の森ロケ地巡り
遺言~五郎さんの最初に家~石の家~拾ってきた家~丸太小屋
黒板五郎の遺言
遺言
純、蛍
俺にはお前らに遺してあるものが何もない。でも、お前らには、うまく言えんが、遺すべきものはもう遺した気がする。金や品物は何も遺せんが、遺すべきものは伝えた気がする。正吉や結ちゃんにはお前らから伝えてくれ。
純、蛍
俺にはお前らに遺してあるものが何もない。でも、お前らには、うまく言えんが、遺すべきものはもう遺した気がする。金や品物は何も遺せんが、遺すべきものは伝えた気がする。正吉や結ちゃんにはお前らから伝えてくれ。
俺が死んだ後の麓郷はどんなか。きっと何も変わらないだろうな。いつものように、春、冬が溶け、夏、花が咲いて畑に人が出る。いつものように白井の親方が夜遅くまでトラクターを動かし、いつものように出面さんが働く。
きっと以前と同じなんだろうな。オオハンゴンソウの黄色の向こうに、由紀子おばさんやすみえちゃんの家があって。もしもお前らがその周辺に”拾ってきた家”を建ててくれると嬉しいね。拾ってきた町が本当に出来る。アスファルトの屑を敷き詰めた広場で快や孫たちが遊んでたら嬉しい。
金なんか望むな。倖せだけを見ろ。
ここには何もないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には充分毎年喰わしてくれる。
自然から頂戴しろ。そして謙虚に、慎ましく生きろ。それが父さんのお前らへの遺言だ。
黒板五郎
(遺言の石碑引用)
ここには何もないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には充分毎年喰わしてくれる。
自然から頂戴しろ。そして謙虚に、慎ましく生きろ。それが父さんのお前らへの遺言だ。
黒板五郎
(遺言の石碑引用)
五郎さんの最初の家(復元)
「五郎さんの最初の家」(復元)
「北の国から」の第1話、1980年秋。
五郎さんは、純と蛍を連れ、麓郷に帰ってきます。
「北の国から」の第1話、1980年秋。
五郎さんは、純と蛍を連れ、麓郷に帰ってきます。
五郎さんは、自分が生まれ育った廃屋同然の家を修理し、親子3人で暮らし始めました。
沢から水を引き、食料の貯蔵庫を石で作り、風力発電を完成させ電灯を灯し、皆の手伝いで建てた丸太小屋に移り住むまでの1年数ヶ月の間、義理の妹の雪子さん共々、最初の家で暮らしていました。
この家は、「北の国から」放映 25周年にあたり、 最初の家のモデルとなった納屋を使用し、当時の五郎さんのロケセットとして復元した建物です。
純「電気がなかったら暮らせませんよ!」
五郎「そんなことないですよ」
純「夜になったらどうするの!」
五郎「夜になったら眠るンです」